ライフスタイル 一人暮らしにこそすすめたい!効率重視の「ベランダ菜園」で食卓がうるおう♪

ベランダでは季節ごとに咲き誇る花々が目を楽しませ、室内には風に揺れる葉が、日差しに透けて素敵な影を落とす……。そんなグリーンに囲まれた生活、憧れますよね。筆者も植物が大好きです。でも今回は「ガーデニングをする生活がいかに素敵か」という話ではなく、「ガーデニングは素敵だが、時間も場所も手間もかけられない私たちは、ベランダ菜園で“実”をとっていこう」という身もふたもないお話です。

新宿発祥の“江戸野菜”、内藤とうがらし。まさに“実”が採れる。

なぜ一人暮らしにこそ「ベランダ菜園」がおすすめなのか?

まずガーデニングではなく「ベランダ菜園」(ベランダである必要はありませんが)をすすめたい理由のひとつに、モチベーションの維持が挙げられます。

植物がどんなに素敵でも、ちょっと仕事で忙しかったり、精神的に余裕がないときに、水をやり忘れて枯らした経験のひとつやふたつ、みなさんお持ちだと思います。よく「サボテンですら枯らした」という話も聞きますし。

でもそこに「育ったら食べられる」という“成果物”がぶらさがると、がぜんやる気が出るのです!

この冬は野菜を買いにいくのが面倒なときはベランダからむしってました。

どんなものを育てるべきか?「効率重視」した結論

「場所も時間もあまりないけど、せっかく何か育てるなら長く収穫したい」と、つい効率を考えてしまう筆者のオススメはズバリ、「小さくて単価が高いもの」です! ベランダで洗濯物を干したり本を読んだりするので、限られたスペースで最大効率を目指したい。

例えばキャベツを育てても、狭いベランダで育てられる数は限られているし、1苗で1回収穫したら終わりじゃないですか。そしてキャベツ自体、あの質量で1玉100円台で買えるので効率が悪いのです。

「手間がかからない」「長い間収穫できる」「面積を取らない」「単価の高い野菜」というポイントに加え、一人暮らしならではの重要なキーワードがあります。それは「必要なときにちょっとだけ使うもの」です。

伸びてきたので適当に間引いたパクチー

例えば袋やパックで売っているルッコラ、もちろん全部一気に使うことはいくらでもできますが高いじゃないですか~~。一気に使うより、もっと少しの量を「好きな回数使える」ほうが、ちょっとした彩りや薬味にしたりと使い勝手が良いのです。

いろいろなものをベランダで育ててきましたが、場所&時間効率を重視した結果、この10年くらいは「バジル」「シソ」「パクチー」「ルッコラ」をメインに、「とうがらし」や「パセリ」「カモミール」「トマト」などが時々入れ替わりで入ってきています。本当は「小ねぎ」も育てたいのですが、どうもうまくいったためしがありません。

今年はこんな感じで進行中!

「ささみ余ったな~。シソ巻いて焼くか」→ブチッ(ベランダでむしった音)
「レタスしかないからルッコラでも足してサラダにするか」→ブチッ
「冷凍ピザ、どうも味気ないからバジルでも散らして焼くか」→ブチッ

とまあ、こんな具合になかなか便利なのでございます。

先日、剪定を兼ねて切り落としたローズマリーは鶏肉と焼いたりジャガイモと焼いたり。

今からでも間に合うのか?

一般的に3月下旬~5月中旬までが種の撒き時のものが多いですが、ホームセンターや花屋さんでは、そろそろ育ちすぎぎみになった苗がお手頃価格で売られているので、それを購入するのが手っ取り早く、今からなら気温が高く成長が早いので「やってる感」をすぐ味わえるはず。

100円均一でも小ぶりなプランターや土、肥料まで購入することができ、お手軽に始めるにはピッタリです。量が多い場合は、土などはホームセンターで購入するほうが割安です。

種から育てるのも、育成という意味では楽しく、そして安くあがるポイントなのですが、手間は増えるので「育てるのけっこう好きかも」と思えたら、ぜひ秋や来年にでも挑戦してみてくださいね。

今年発見した便利アイテム

今年導入した商品で、とてもベランダ菜園に便利だったものをご紹介します! KOKUBOの「植物にやさしい園芸テープ」です。

園芸誘引テープ 中幅タイプ 参考税込価格214円【15mm幅、3m巻き】

どういう時に使うかというと、背が高くなる植物だと、風が吹いて倒れないように支柱を使うことがあります。

またトマトは伸びすぎるため、わざと上に伸ばさずにアサガオみたいに無理やりグルグル支柱に巻きつかせて、高さを抑えたりもします。

そんなときに結束バンドや麻ひもで茎と支柱を留めたりするのですが、ときどき茎を傷つけることがあるので気になっていました。その傷から病原菌が入って枯れてしまうこともあるからです。

先日まで、こんな風に麻ひもで巻いていました。

この園芸テープは、ふかふかした厚みのあるテープで、植物をふんわり留めることが可能。しかも手でちぎれるので、ハサミに持ち替える必要がないのは、地味に楽~~!

植物に優しく使い勝手もよさもポイント。

うれしいところは当たりがソフトなだけでなく、接着面が一面均一にベタッとしていないので、テープ同士はくっつくのに、茎や葉などほかのものにはくっつかないところ! これも植物を傷つけることが減るありがたいポイントです。

繊維っぽいというか、一面なめらかではない接着面。

巻き方はそのまま合わせて結束してOKで、ねじって輪っか状に結束すると5~10倍の強度が得られるので、強いツルなどを誘引するときには便利です。

白い面同士しかくっつかない仕様です。

サイズは10mmの細幅タイプ、15mmの中幅タイプ、20mmの太幅タイプと3種類あり、2~4mの巻きが少ないものと、5mや10m巻きがたっぷりお得な長さのものがあるので、巻きが少ないタイプで試してみて、使えそうと思ったら長いものを購入するのがおすすめです。

園芸テープ 細幅タイプ 参考税込価格385円【10mm幅、5m巻き】

どうにも腰が重い方は「リボベジ」からトライ!

ベランダ菜園に興味があるが、どうにもこうにも面倒だわという方は、今流行り?の「リボーンベジタブル」、略して「リボベジ(再生野菜)」はいかが?

普段捨てている野菜のヘタや根っこをちょっと水につけて明るいところに置いておくと、再び葉っぱが伸びて再収穫できるので、捨てる前にもうひと働き!といったところ。

有名なところだと豆苗でしょうか。ほかにもネギや人参なども手軽に楽しむことができます。

今の季節に注意したいのは、水がすぐに悪くなること。基本的に毎日取り換える必要があるので、目につく明るい場所に置いておきましょうね。

一度始めると利便性からもやみつきになってしまうベランダ菜園、今からでも始めてみませんか?

ミニトマトもがぜんやる気を出しております。

取材・文/nenko

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