ライフスタイル おいしく優雅なひととき!東京會舘の旬のフルーツたっぷりアフタヌーンティー

季節のフルーツたっぷりのスイーツやセイボリーで、ティータイムというよりは、ちょっと遅めのランチとしてもおすすめのアフタヌーンティー。なにか特定のフルーツがメインのアフタヌーンティーセットも魅力的ではありますが、旬のフルーツは1種類ではありませんよね。旬の数種類のフルーツを、さまざまな形で食べられるのが東京會舘の夏限定のアフタヌーンティーセットです。大きな窓からは皇居の緑が臨めるロッシニテラスで、おいしく優雅なひとときを過ごしてきました。

手作りにこだわり約100年前から手間をかけたおいしさを守り続ける

大きな窓で開放感があるロッシニテラス。

東京會舘は、1922年に民衆のための社交場を目指して開業しました。とはいえ、皇居前という立地に、ルネサンス様式の本舘で当初から本格的なフランス料理を提供していたとなると、庶民には高嶺の花だったに違いありません。

その後、1971年に本舘が建て替えられ、エリザベス女王夫妻をお迎えしたり、世界的芸術家が訪れたり、多くの文化人にも愛されてきました。

そして、2019年、三代目となる本舘がリニューアルオープン。シャンデリアなど、創業当時のものも多く受け継がれ、リニューアルといっても歴史が感じられる厳かな空間になっています。

筆者は、リニューアル後、足を踏み入れたのは初めて。というのも、ふらっと立ち寄るには敷居が高いように感じ、予定があるとき以外、入ったことがなかったのです。

でも、安心してください。リニューアル後は、品格を残しながら、以前より入りやすい感じになっていました。さらに、アフタヌーンティーがいただける「ロッシニテラス」は、テラスという名前だけあって、大きな窓があって明るく、開放的な雰囲気になっていました。

建物はリニューアルしましたが、メニューへのこだわりは創業当時から変わらないと言います。それは、すべてが手作りということ。ソースやフルーツの加工など、なにから。なにまで手間暇かけて作られているのですが、それがさりげないのです。

1年の中でも一番フルーツをたくさん使っているのが、夏のアフタヌーンティーセット。その魅力的な内容をご紹介します。

数種類のフルーツがさまざまにアレンジされて登場

アフタヌーンティーセット 4,180円(税込み・サービス料別)

夏が旬というルージュメロンのほか、マンゴーやパイナップルといった南国フルーツを使って、味覚と色彩で夏らしさを楽しめるアフタヌーンティーセットです。夏は、食欲が落ちる時期でもあるため、あっさり風に仕上げたそうです。

「フルーツをたくさん使って、そのフルーツをフレッシュであったり、ジャムであったり、いろいろなアレンジをしています。一種類のフルーツで、何段にもなったような映えるアフタヌーンティーではありませんが、食べやすさにもこだわっています」と、副製菓長の湯田英明さん。

東京會舘内のレストランということもあり、お客様の年齢層が幅広いため、映えより食べやすさにこだわっているといいながら、見た目も涼しげです。

今年の夏、初めて登場したのが、センターのグラスです。ゼリーかと思ったら、なんとマンゴーラッシー。ドリンクがセンターにあるなんて珍しいですよね。

ひと口サイズでパッションフルーツがさわやかな生チョコレートトリュフ。

生チョコレートトリュフは、一般的なトリュフと思って食べると、その爽やかさに驚きます。中に入っている生クリームに、パッションフルーツが使われているのです。今年のヴァレンタインに人気があった生トリュフを、アフタヌーンティーセット向けに、サイズダウンしたものだそう。夏だから、あっさりした味わいに仕上げたという工夫に、納得しながらいただきました。

クリームとフルーツの下には、柑橘シロップたっぷりのサバランが。

もうひとつ、あっさりさわやかで印象的だったのが、サバランです。サバランといえば、ラム酒などにたっぷり浸されているタイプしか食べたことがなかったのですが、オレンジとレモン風味のシロップたっぷりで、柑橘の香りが一気に口の中に広がりました。紅茶との相性も抜群。

セイボリーのエクレアは、ラタトゥイユとコンビーフの2種で、もちろん自家製です。スコーンとラズベリージャム、クロテッドクリームも、まさに王道の味で、全体的にあっさりとはいえ、ボリュームがあって大満足のセットです。

紅茶、コーヒー、カフェインレスも選べるドリンクメニュー。

アフタヌーンティーで忘れてはいけないのがドリンクです。アフタヌーンティーセットの場合、女性は圧倒的に紅茶を選ぶことが多いそうです。紅茶やアレンジティーの種類も多く、悩ましいところ。

筆者は、フルーツたっぷりのメニューに、さらにフルーツ感たっぷりのデカフェ ラ・フランスをいただきました。紅茶からもフルーツの香りが楽しめ、カフェインが苦手な人にもおすすめです。どれにするか悩んでオーダーしたのですが、実は、アフタヌーンティーは2時間制で、90分間は、フリードリンクなんです。つまり、おかわりができるだけでなく、ドリンクの種類を変えることができます。

そこで、ぜひトライして欲しいのが、東京會舘オリジナルブレンドです。女性が選ぶことが少ないというコーヒーですが、このオリジナルブレンドは、かなり試行錯誤してブレンドされたそう。しっかりした苦みがありながら、苦すぎない絶妙さ。スイーツとの相性抜群でした。紅茶もいいですが、たまにはコーヒーを選びたくなるおいしさです。

☆☆☆

近くに帝国劇場があるため、マチネのあとに訪れる人も多いそうです。休日の優雅な午後が過ごせ、時間を忘れそうです。館内のギフトショップでは、プティフールなどの焼き菓子の詰め合わせから、曜日ごとに違ったパンが登場する曜日限定パンなども販売され、買って帰って自宅で余韻を楽しむのもおすすめです。

趣のある東京會舘エントランス。

東京會舘 アフタヌーンティーセット
https://www.kaikan.co.jp/
住所:東京都千代田区丸の内3-2-1 1F オールデイダイニング「ロッシニテラス」
期間:開催中~2021年8月31日
時間:14:30~17:00 ※2時間制(ドリンク90分制)
料金:4,180円(税込み・サービス料別)
※緊急事態宣言などで営業時間は変更の可能性があります。

取材・文/林 ゆり

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