ライフスタイル 京都の飲食店や生産者を“食べて”応援!家で京の味が楽しめる「京の涼風膳」

日本有数の観光都市・京都では、新型コロナウイルスの影響により海外からの観光客が激減し、宴会が制限されているため、料亭などの飲食店利用も大幅に減っている状況です。

外食需要が戻らないため京野菜は市場単価が落ち込み、宇治茶は在庫が増加、京の酒、漬物は集荷数量が減少しているなど、特に厳しい状況にある食品業界と、その影響を受けている生産者が協力して、「京の食」プレミアムコンソーシアムを設立。需要喚起のための取り組みを展開しています。そのひとつが、京都産の素材を使った特別セット「京の涼風膳」の販売です。

コンソーシアムの構成員は、NPO法人日本料理アカデミー、京都府茶協同組合、京都府酒造組合連合会、京都府漬物協同組合、公益社団法人京のふるさと産品協会、京都府。

2万円相当の京の味を1万円で提供する「京の涼風膳」

「京の涼風膳」は、京都府内料理店による、京都府産食材を使用した「御膳」/「鍋セット」/「ミールキット」に、「祝」、「京の輝き」など府内産米を使用した「京の酒」(720ml×2本)、

府内産「宇治茶」の「玉露」(50g)または「抹茶」(30~40g)、府内産野菜を使用した「すぐき漬」と「しば漬」の「京漬物」をセットにしたもの(※京の酒、宇治茶、京漬物の商品アイテムは選択できません)です。総額2万円相当の商品を、税・配送料込み1万円でオンラインサイトにて販売します。予約期間は9月16日まで、限定2万食に達し次第終了で、期間中の金・土・日に届けられます。

【菊乃井 本店】京野菜の鱧鍋。
【モリタ屋】京都産すきやきセット。

御膳、鍋、ミールキットの参加料理店は、順次追加されますが、原則1店舗200食限定なので、売り切れると入れ替えとなります。参加店舗は京料理、京懐石のほか、すき焼き、洋食、中華、イタリアン、おばんざいなどバラエティに富んでいます。

【創作中華一之船入】特製ミールキットと【京料理鳥米】京のおうちごはん。

今回、菊乃井本店「京野菜の鱧鍋」と、モリタ屋「京都産すき焼きセット」を試食させていただきました。

関西では夏の風物詩として愛されている鱧。高級品として知られる淡路島産の鱧を使っています。鱧は雑食なので育った環境が味や見た目に影響するそうですが、遠浅の砂地で育った淡路産の鱧は身が白く美しいので高級料亭でも扱われています。

湯引きされた鱧を梅ポン酢でいただくと淡泊な味に梅の風味が加わり、独特の食感もまた美味。鱧から取った出汁は上品な味わいで、すだちを少したらして京野菜と一緒にいただきます。

湯引きした鱧は甘みがあってプリプリの食感もたまりません。

全国で牛肉の消費量が最も多いのは京都府で、牛肉の店がとても多く、家族が集まると家でも外食でも牛肉を食べるのが文化になっているそうです。モリタ屋のすき焼きセットは京都産黒毛和牛の肩ロースと京都産の野菜のセット。肩ロースはきめ細かくサシが入ってとろけるような食感です。シャキシャキの九条ネギと、牛肉の旨みや割り下の甘みを吸った麩や豆腐、糸こんにゃくもお肉を引き立てます。

京都のすき焼きはざらめを使うのが特徴で、ざらめもセットの中に入っています。

ぜいたくなおうちごはんとして楽しんでも、お中元などの贈り物としてもおすすめできます。京都の産業を支援しながら、京の味を満喫しましょう。

京の一流の味と、京の酒、宇治茶、京漬物がセットで1万円という破格の「京の涼風膳」。コロナ禍で京都に行けない寂しさを解消してくれそうですね。

「京の涼風膳」:https://premiumfood.stores.jp/ 

文/阿部純子