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みなさんは、大人になってからも積極的に動物園や水族館に行くタイプですか? 意外と「付き合いでは行くけど、わざわざ行かない」という人も多くて寂しい限り……。
筆者のように「行く!大好き!」という方には、ぜひ体験してほしいデジタルミュージアムが、2021年7月16日(金)、東急プラザ銀座 6Fに開業します!

その名も『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』。小学館から発行され、累計発行部数約1,100万部を超える図鑑シリーズ「小学館の図鑑NEO」からピックアップされた生き物たちが、デジタルの世界で表現された、新感覚の体験型ミュージアムです。内覧会でひと足お先に体験してきたので、楽しいポイントをお伝えします!
1.見るだけじゃない、観察して記録する体験型ミュージアム
最新のデジタルインスタレーションで表現された、素晴らしい生き物たちの世界を堪能するのかな、と思いきやそれだけではありませんでした。

1グループに1つ無償で貸与される「記録の石」を片手に、水辺の世界やサバンナなど乾燥地帯、森林など5つのゾーンを回ります。

それぞれのゾーンに設置された大小のスクリーンに、さまざまな生き物たちが現れるのですが、それを見つけるだけでなく、観察して記録するというミッションが課せられます。

生き物の気配を感じると「記録の石」に観察ポイントの指示が現れます。出現した動物の動きを観察し、指示された動きをするときには生き物の身体が光るので、その瞬間を狙って記録ボタンをタップ!

成功すると「記録の石」にはその動物の正式名称や特徴が表示され、観察したという記録が保存されます。
これが実際にやると難しく、筆者は5回もエンカウントしたのに記録できなかった生き物までいるほど。この思い通りにならない感じにも、自然界を感じるのです。
2.時間や天候の動きも反映され、自然の変化を体感
各ゾーンのスクリーン内の世界では、24時間を24分として、時間の流れも反映されています。同時に天候も変化していきます。

スクリーンを覗くタイミングにより、昼行性生物だったり、夜行性生物だったり、はたまた雨にしか登場しない生物だったりと、違うものが出現。会場全体はそこまで広くないものの、同じゾーン、同じスクリーンをタイミングを変えて何度も覗き込むことになるのです。

それでもなかなか巡り合えないレアな生き物もいるので、何度見ても飽きませんね。
3.リアルなようでリアルじゃない!愛らしいイラストレーション表現
生き物は嫌いじゃなくても虫は苦手だったり、意外と野生動物はリアルに見ると怖い顔をしていることも。
でもこのミュージアムは、すべてがややファンタジックなイラストの世界で表現されています。

ディテールは忠実に再現しながらも、全体が美しいアートのような世界観でまとめられているので、誰でもとっつきやすく、没入感も抜群です。
4.洗練された可愛いグッズがてんこもり
北欧デザインのように、シンプルキュートなデザインの公式グッズは、大人もほしくなるほどオシャレ。そのほか、バンダナやぬいぐるみ、定番のクッキーなど、ミュージアムグッズが大充実。贈る相手によって選びがいがありそうです。




生き物を探し、観察するのにすっかり夢中になれるので、グループはもちろん、実はひとりでソロ訪問するのも(むしろ)楽しいのでは……?と感じた『ZUKAN MUSEUM GINZA』。完全予約制で人数もコントロールされているので、自然界へのエア没入体験でリフレッシュしてみては?
ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO
住所:東京都中央区銀座5丁目2?1 東急プラザ銀座 6F
アクセス:東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅C2・C3出口徒歩1分
営業時間:11:00~20:00(※予定)
休館日:東急プラザ銀座の休館日に準ずる(※1月1日と年1回の不定期休)
料金:大人(18歳以上)2,500円/中学生・高校生1,700円/小学生1,200円/未就学児(3歳以上)900円(すべて税込)
チケット購入:公式サイト https://zukan-museum.com/tickets/
ローソンチケット https://l-tike.com/zukanmuseum
公式ホームページ:zukan-museum.com
公式SNS:【Twitter】@zukan_museum / 【Instagram】@zukan_museum
取材・文/安念美和子