ライフスタイル ピーク時の流星は1時間に50個!2021年最大の天体ショー、ペルセウス座流星群がやって来る

毎年7月下旬から8月中旬にかけて訪れるペルセウス座流星群は、夏の夜の風物詩といってもいいでしょう。コロナ禍でなかなか遠出できないときも大丈夫、ペルセウス座流星群はちゃんとやって来ています。眠れない夜には空を見上げて、流れ星を楽しんでみませんか?

スター1★1時間に50個!? 8年に一度の大チャンス

毎年やって来るペルセウス座流星群ですが、今年は8年に一度の好条件を迎えています。最大の見頃は8月12日深夜から13日未明です。流れ星がたくさん見えるかどうか、その条件は大きく2つあります。

ひとつは月明かりがあるかないか。あれば当然、空が明るくなって流星は見えにくくなります。今年8月12日 のお月様は夜9時前には沈んでいます。つまり一晩中、月はなし。

次に、ペルセウス座流星群とは、流星の放射点がペルセウス座の方角にあることからこう呼ばれるのですが、その放射点が空高いほど流星はたくさん流れます。

今年、流星群がもっと活動的になる「極大」時間は、8月13日の午前3時台(東京)と発表されています。

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8月13日午前3時頃のペルセウス座流星群の放射点。北東の空、けっこう高め。(画像:国立天文台)

極大の時間帯、放射点のあるペルセウス座が空高く上っているのがおわかりでしょうか。

ちなみにペルセウス座そのものは、1等星があるわけでなく、それほど見つけやすい星座ではありません。どちらかというと北寄りのカシオペア座のW字のほうが見つけやすいでしょう。カシオペア座が見えたら、その少し南東寄りにペルセウス座がいるなと思ってください。

8月13日午前3時頃にペルセウス座流星群が極大を迎えます。(画像:国立天文台)

さらに! 8月13日の日の出は4時58分。空が白々し始めるのが4時20分ごろですから、極大の時間はまだ暗いわけです。

このような好条件が重なって、暗い場所で観察すれば、極大期には1時間50個ぐらい流星が流れると予想されています。1分に1個くらいです。もちろん町中ではそうは見えないですが、それでもいくつかは見られることでしょう。

流星群を見るときのコツがいくつかあります。流星は、放射点からのみ飛ぶのではなく、あちこちから飛びます。見る方向としては放射点のあたりを中心に、なるべく視野を広く取りましょう。

ずっと首を上げていると疲れてしまいますので、楽な姿勢で見られる工夫をしてください。寝転んで見られれば最高。蚊避け、防寒(真夏でも明け方は冷えるかも)対策も忘れずに。

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