ライフスタイル 「本物のレモネード」の定義って知ってる?JAPANレモネード協会に詳しく聞いてみた!

最近、SNS投稿でレモネードを見かけることが多くなった気がしませんか? レモネード専門店が登場したり、レモネードの市販ドリンクの発売なども手伝って、ブームのようなものを感じます。

そんなレモネード、実は正式な作り方があるのだそう。

今回は、日本でレモネード普及を推進する一般社団法人JAPANレモネード協会にインタビューし、レモネードの正式な作り方や、魅力、意外な楽しみ方を教えていただきました。また、最後に今年7月~8月発売の新しいレモネード系の爽やかなドリンクをご紹介します。

レモネードブームはどのようにはじまった?

「LEMONADE by Lemonica」のレモネード

まずは今、にぎわっているレモネードブームが起きた背景やきっかけについて、JAPANレモネード協会 代表理事 河村征治さんに伺いました。

「近年の日本でのレモネードブームは、2017年前半の国内におけるレモネード専門店『LEMONADE by Lemonica』の出店が火付け役と考えられています。出店から4年足らずで、80店舗近くに拡大しました。

また、昨年発売された同ブランドの、チルドカップの本格レモネード商品の販売数は、全国のコンビニで夏季限定にも関わらず600万本に達し、『20年新発売で分類内売り上げ No.1の商品 チルドカップ飲料部門 1位』(日本経済新聞2020年2月24日)と掲載されたことも大きな反響を呼びました。

レモネード関連商品は、年々販売されるアイテム数が増えている状況があり、今後も増加しながら定着していくと見込んでおります」(河村さん)

「本物のレモネード」って?作り方は?

そもそもレモネードとは、海外で生まれた古くからある伝統的な飲み物です。昔から世界各国でさまざまに作られており、味も作り方も微妙に異なるそうです。日本でもいろんなレシピがありますよね。

その中でも、JAPANレモネード協会は「本物のレモネード」を推奨しています。「本物のレモネード」とはどのようなものなのでしょうか?

「我々は、『レモン本来の味すべてを充分に引き出した飲み物』がレモネードであると定義しております。レモンの味覚は、果汁だけに限ることなく、外果皮、内果皮(白い部分)、果肉、果汁、薄皮、ヘタ等の6箇所に分かれており、それらの味をバランスよく適正に配合することにより、レモン全体の包括的で芳潤な香りと味を抽出したものを『本物のレモネード』としています。つまり、レモンの味の出し方、甘味の付け方に判断基準を置いています」(河村さん)

レモンの6つのパーツを全体的に使うとは驚き! 早速、作り方を教えてもらいましょう。

レモンの果汁だけでなく全体を使うんですね!

「地域によっては、果皮や果肉までしっかりと料理に使うことも多く、レモンの本来の風味は全体から発せられるものとの考えより、その抽出方法はさまざまですが、その中で、一番簡単なレモネードの作り方をご紹介します」(河村さん)

「本物のレモネードのレモンショット(レモネードのベース)」レシピ

【材料】
・レモン 1個
・砂糖(さとうきび由来) 少量
・炭酸水やお湯 適量

●レモンの選び方
・レモンは産地の特定はありません。
・旬のもので、果肉も果汁もたっぷりとみずみずしいものをお選びください。

【作り方】
1・レモンの表面をきれいに洗う。
2・厚さ1センチ程度に、断面をキレイに切れる包丁でスライスする。
3・さとうきび由来の砂糖で、レモンスライスの表面全体をマリネするように混ぜ合わせる。
4・15度以下の常温で8時間休ませる
5・ザルにあけ、軽く上から押す程度(圧をかけすぎない)にこせば、レモンショットのできあがり。

レモンショットができあがったら、早速、レモネードを作ってみましょう。レモネードのレシピはこちら。

◆レモンショットからつくるレモネードのレシピ

【材料】
・レモンショット 40cc
・レモン果汁   10cc
・レモン輪切り   適量
・水または炭酸水  140cc

「香料や保存料、レモン以外の調味料や素材を一切使わないことで、レモン本来の味を中心に作り上げられる基本のレモネードです。

当協会ではセミナーでこの方法をお伝えしており、充分に果実味と全体の風味を引き出す方法を学んでいただいています。少しでも切り方があらくなったりすると果汁が出ませんし、圧をかけるとエグ味が増してしまうので、コツが要るのです」(河村さん)

なかなか奥が深いレモネード! おうちでレモンショットを作って、研究してみるのもよさそうですね。

それでは手軽に楽しめる市販のレモネードもご紹介します!

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