ライフスタイル 五輪表彰式でも注目を集めた選手着用のアシックスウエア、その着心地は?

「東京2020オリンピック競技大会」が閉幕し、ただいま「東京2020パラリンピック競技大会」の真っ最中。困難な状況が続く中での開催でありながら、ひたむきに競技に取り組むアスリートたちの姿に、心を打たれたかたも多いのではないでしょうか。

今回の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、日本の選手たちが選手村や表彰式で着用しているメインアイテムは、ASICSによるものだと知っていましたか?

選手の着用ウエアと同じデザインのレプリカや応援グッズが販売されているので、こちらを実際に着用して、どんなこだわりがデザインや機能に込められているのかチェックしてみました!

表彰台での注目度NO.1は「ポディウムジャケット」

Podium Jacket(JOC EMBLEM)47,300円(税込)

メダルの表彰台などで、日本代表選手が着用していて注目が集まったのが、こちらのポディウムジャケット。筆者はテレビでひと目見て「わ、このジャージかっこいい!」と思いました。

実物を手にすると、「サンライズレッド」と名付けられた朱赤をベースに、日本の伝統的な藍色をも思わせる濃紺がアクセントカラーとなり、デザインテーマである「JAPONISM(ジャポニズム)」を感じさせながらも、上品でスポーティにまとめられているのがわかります。

今回のウエアは「Conditioning(コンディショニング)」、「Diversity(ダイバーシティ)」、「Sustainability(サステナビリティ)」という開発テーマを設定し、アシックススポーツ工学研究所で約4年の歳月をかけて研究、開発を行ったもの。

YouTubeでは、開発担当者たちによるインタビューが公開され、そのものづくりに込められた想いを知ることができます。

選手たちを暑さから守る!「Conditioning(コンディショニング)」

ウエア全体を通して一番に腐心したポイントは、酷暑の中で選手たちを守るために、高い通気性により効率的に汗を放出できるデザインにすることだったそう。

ウエアの裏側を見てみると、細かい網のようなメッシュ生地で、肌に触れる部分を少なくすることで、さらりとした肌触りをキープしているようです。

そして表側の生地は、柄のように大小のメッシュが変則的にあしらわれているようでいて、汗のかきやすい部分の穴を大きくするなど、ただのランダムなメッシュ柄ではなく、計算されつくしていたのです。すごい~。

スポーツウエアのリサイクル糸使用で「Sustainability(サステナビリティ)」

選手が着用しているオフィシャルウエアには、選手や一般の方から集められたスポーツウエアを再生したリサイクル糸が活用されています。 サステナブルなものづくりを象徴するだけでなく、選手やそれを応援する人たちの想いをのせたウエアという感じがしていいですよね。

選手と同じデザインのレプリカTシャツは、左裾に日本代表選手団が着用するウェアとひとつながりになる番号(RED ID)がついていて、ここでも選手と応援する人がひとつのチームとなることを印象付けています。

誰もが使いやすい「Diversity(ダイバーシティ)」なつくり

ホームページには「ポディウムジャケット のファスナーはあわせるだけで左右が組み合う新感覚ファスナー」とあったものの、いまいち意味がよくわからなかったのですが、実物を触って見たら感動です!

ファスナーって、片方のはしっこを金具に挿入して合わせたら閉めていく形が一般的。でもこちらは、片方の穴にもう片方のでっぱりを挿入するだけで、スッと左右が組み合うのです。

うまくファスナーのはしっこがかみ合わなくて上がらなかったり、両手を駆使する必要がない、本当に簡単仕様。

ファスナーの先がかみ合ったあとの上げ下ろしも、今まで体験したことないようなスルスル感が快適このうえない。なんと開けるときは、ウエアを左右にひっぱるだけでスッと開いてくれるのにも感動です。

お手元が不自由な方や、子ども、お年よりなど誰でも簡単に使えること間違いなしです。世の中のファスナーが全部これになればいいのに……。とても高そうだけど……。

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