ライフスタイル 大好きなペットと会話ができる、そんな夢のような時代はすぐそこに!?

皆さんこんにちは。幼い頃からテクノロジーが大好きで、その甲斐あって入社した宇宙航空研究開発機構JAXAでは、人工衛星を作り、宇宙へとロケットで打ち上げた経験が冥土の土産になっている、齊田興哉(さいだともや)です。

今の世の中、SF映画の世界が現実になりつつあるテクノロジーが日々発明されたり、それを開発するスゴいベンチャー企業が出てきたりしています。そんなテクノロジーの中には、堅実女子のみなさんにも「すごいっ!」と興味を持ってもらえるモノもたくさんあるんじゃないか、そんな思いがあります。

……というわけで、これから「堅実女子×テクノロジー」で何が起きていくのかをお話していきたいと思います。

コロナ禍で「寂しい」と感じる女性が増加!!

新型コロナウィルスの感染拡大で在宅ワークが増えた、そんなかたも多いことでしょう。不要不急の外出も控えて、スーパーやコンビニなどの日用品のみの外出、そんなかたもいらっしゃるのではないでしょう。

こんな状況は、「一人で過ごしている」、そんな女性がたくさん生み出してしまっています。

「女の転職type」が実施した、20代から30代の女性を対象にしたこんなアンケートがあります。

Q.新型コロナウィルス感染拡大になってから、「寂しい」と感じる瞬間は増えましたか?

このアンケートの結果は、次のようなものでした。

・かなり増えた14%
・増えた39%
・減った13%
・かなり減った1%
・変わらない33%

これは驚くべき結果と考えています。53%、つまり半数以上もの女性がコロナ禍において「寂しい」と感じているのです。では、なぜ「寂しい」と感じてしまっているのでしょうか。生の声として、会社の同僚と会えない、一緒にランチなど食事ができなくなった、里帰りできず地元の友人に会えない、コロナのせいで夫が忙しくなった、などが挙げられています。

半数以上の女性がコロナ禍において「寂しい」と感じている

この結果をみて、みなさんはどう思われますか。気持ちを許せる友人などと会って会話することもできない、恋人にも会えない、これでは寂しいと感じるのは当然ですね。多くの女性が精神的に追い詰められているのではないでしょうか。

コロナ禍でペット需要がたいへんなことに!

コロナ禍で「寂しい」と感じる人が増えた、そんなお話をしました。このようなことから、「癒し」を求めてペットを飼いたいと、ペットの需要が増加しているといいます。

一般社団法人ペットフード協会が毎年発表している「全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットが増加しているといいます。1年以内から飼い始めたかたを対象とした調査では、犬や猫の飼育頭数は、2018年から増加傾向。2020年は前年2019年と比較して犬が14%増、猫が16%増と増加しているというのです。

コロナ禍で外出を控えている生活で、近所のペットショップへ足を運び、「癒し」と求めてペットを購入した、そんな話も耳にします。

一般社団法人ペットフード協会でも、コロナ禍の影響でペットの需要が増加したと推察しているようです。

一方、残念な報道もあります。「寂しさ」のあまりに、ペットを飼ったのはよかったが、こんなに飼育が大変だとは思わなかった、衝動買いしてしまった、などと飼育放棄する人もいるそうなのです。動物愛護の観点でもペットの大切な命を、衝動買いという形にはしてほしくないと感じています。

ペットショップ で目が合ってしまうと…。

ペットと会話できる時代が来る!?

ちょっと暗い話をしてしまいましたが、話を元に戻しましょう。

コロナ禍の影響以前からペットを飼っているかたも、コロナ禍からペットを飼育し始めたかたも、ペットのかわいさにはメロメロでしょう。そんなペットと会話することができたらな…そう思ったことはありませんか?

こんな商品があります。「waneco talk」です。「waneco talk」は、犬、猫の行動の様子がLINEのメッセージ形式で届くというものです。あたかもペットから、「ねむねむ…」という眠いという内容のメッセージや「起きた〜」というお昼寝から起きたメッセージなどが、LINEで送られてきます。

waneco talkのLINEメッセージの様子
(出典:NEC)
https://jpn.nec.com/press/202103/20210330_01.html

どうしてこのようなことができるのでしょうか。それは、加速度センサーや気圧センサーなどが備え付けられた「PLUS CYCLE」という首輪でペットの行動を測定します。そして、wanecoプラットフォーム上でNECの人工知能AIを使って、ペットの振る舞いを分析するのです。この分析結果をLINEで送信する、というものになります。

waneco talkの仕組み
(出典:NEC)
(https://jpn.nec.com/press/202103/20210330_01.html)

実は、ペットと会話することができる未来に向けて多くの研究開発がなされています。例えば日本のベンチャーのAnicall。ペットの首に取り付けたセンサーとアプリで、様々なペットの状態を把握することができます。例えば、餌の食いつき状況、咀嚼の状態で食欲を管理できたり、温度や湿度管理から熱中症などの対策ができたり、散歩などから運動量の管理で、ペットの気持ちがわかったりします。

このようにAIなどのテクノロジーを活用すれば、本当にペットと会話することができる日が来る、そう信じて多くの研究者や企業が頑張っています。未来学者William Highamは「10年以内には犬と話すことができるデバイスが実現するだろう」と語っています。

コロナ禍でライフスタイルが激変し大変だと思います。このようなペットの話題で癒していただいたり、テクノロジーについて知っていただくことで、あなたの「癒し」や「楽しみ」などの一つになれば幸いです。

文/齊田興哉