ライフスタイル シャネルやアニエスベーもコラボ!商店街も展示エリアの「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」

京都の歴史的建造物や著名な観光スポットを舞台に、国内外で活躍する気鋭アーティストの作品を公開する国際写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」が今年もスタートしました。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」

京都らしさあふれる空間でアートを楽しむ

KYOTOGRAPHIEは、その時々の社会問題や環境問題からテーマを考え、いま世界で起きていることをアートを通して一人ひとりが自分の問題として認識し、社会全体で解決していくという気運を高めることを目指しています。

開かれた国際的なアートイベントとしても人気を集め、2013年の初開催から昨年までに約100万人の来場者が訪れています。毎年GWをはさんで約1ヶ月かけて開催されますが、新型コロナウイルスの影響で、今年も昨年に引き続き日程を秋に移し、9月18日から10月17日まで開催されることになりました。

写真祭というとギャラリーや美術展で開催されるものというイメージですが、KYOTOGRAPHIEはそうした場所以外に、有名な建築物や観光地、新しく登場したカフェ、商店街など、様々なフィールドを舞台に作品が展示されます。有名アーティストだけでなく、これから活躍が期待されるクリエイターの発表の場にもなっており、京都らしさあふれる空間の中でアートの世界にひたれることが大きな魅力になっています。

会場は京都の街や観光地。
商店街の中も展示エリアに!

第9回目となる今回は「ECHO(呼応)」をテーマに、14のエキシビションが開催されます。オランダの世界的ファッショングラファーのアーウィン・オラフ氏、西アフリカ出身でメディアミクスに活躍するアーティストのンガディ・スマート氏らが参加。世界的なコレオグラファー(振付師)のダミアン・ジャレ氏をストリートでの作品発表で知られるアーティストJR氏が撮影した作品や、パリのMEP(ヨーロッパ写真美術館)が選んだ5人のフランス人若手女性アーティストによるグループ展も気になるところです。

展示スタイルもユニーク!
国内外から気鋭のアーティストたちが出展。

シャネルやアニエスベーとのコラボも!

プレミアムスポンサーとして初開催から毎年参加しているシャネルは、人気作品「約束のネバーランド」の白井カイウ氏&出水ぽすか氏とコラボを展開。シャネルからインスピレーションを受けた書き下ろし作品『MIROIRS』の世界を、著名写真家によるポートレイトとシャネルの貴重な展示物と共に、由緒ある京都の建造物の中で観ることができます。

シャネルは創業280年を越える建物で「約束のネバーランド」とのコラボを展開。

また、2020年春のロックダウン中に生まれたアニエスベーの作品も関連プログラムとして出展。こちらは京都BAL 4F BAL LABに展示されていて、どちらの作品も無料で公開されています。

フランスのギャラリーで公開されたアニエスベーの作品をショップで公開。

さらに、これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的とした公募型アートフェスティバル「KG+」も同時開催。KYOTOGRAPHIEのインフォメーションラウンジ&ブックストアがあるビルを会場に、見ごたえのある作品を観ることができます。タイミングが良ければ会場にいるアーティスト本人と話ができるかもしれません。

KG +の展示とアーティストショップがある、KYOTOGRAPHIE インフォメーションラウンジ&ブックス
KG +は無料で入場可能。

会場は有料と無料の両方があるので、アートはちょっと苦手という人でも、ショッピングや観光地に出かけたついでにふらりと立ち寄って作品が観られます。展示会場の中には二条城や両足院(建仁寺山内)などもあり、いつもと違う視点から京都のスポットを堪能できる機会にもなりそうです。

思わぬところでコラボ企画に出会えることも…!

会場はいずれも感染対策がしっかりとられていて、スマホを使った来場履歴登録システムも採用されていますが、混雑する場合は入場が制限される場合もあるのでご注意を。パスポートは開催期間中であれば有効ですし、期間中はアーティストのトークイベントやワークショップなども行われるので、数日かけて全ての会場を回ってみるのもいいかもしれません。まずは公式サイトで情報をチェックしてみてくださいね。

街のあちこちに案内スポットがあります。

【開催情報】
会期:2021年9月18日(土)〜10月17日(日)
*開場時間は会場によって変わります。
チケット:一般パスポート(全日入場可能)4,000円/ドネーション付 10,000円
ウィークデーパスポート(月〜金のみ入場可能) 3,500円
 *スマートフォンに保存できる「Eパスポート」と紙パスポートが選べます。
単館チケット(各会場で都度支払い) 800円〜1,400円
※チケットは会期中有効/全メインプログラム会場に各1回のみ入場可能です。
※無料会場のみの入場、単館チケットでの入場には別途コロナ安心登録カードの登録が必要です。

詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.kyotographie.jp/

取材・文/野々下裕子