ライフスタイル その掃除の仕方、ちょっと待った!正しく拭かないと菌やホコリを広げてるだけの可能性大

みなさん、毎日お掃除はしていますか? 筆者のお掃除は、基本的にクイックルワイパーでフローリングをスーッと拭くというもの(たまに掃除機)。「毎日どこからホコリはやってくるのかな…」と思いませんか?

実はそのホコリ、掃除しきれていなかったものが、また散らばっているだけ…という可能性も…!正しく掃除をしないと、ただホコリを部屋の中で広げていたり、隅に寄せているだけで、根本的な掃除はできていないかもしれないのです…!というわけで、今回は掃除のプロである松本忠男先生に、正しい掃除の仕方をご教授いただきました!

健康を守るお掃除士/医療環境管理士 松本忠男先生

毎日ホコリが溜まるのは、正しく掃除できてないから?

松本忠男先生は、35年間、病院の環境衛生に携わってこられたお掃除のプロ。病院等の清掃スタッフを指導・育成も行っており、これまで現場で育ててきた清掃スタッフの総数は700人以上という実績。『林修の今でしょ!講座 』『 羽鳥慎一  モーニングショー 』『ヒルナンデス! 』等、さまざまなメディアでも注目されています。

松本先生曰く「毎日ホコリがあるというのは、実は掃除していてもホコリ自体が減っていない可能性がある」とのこと。間違った掃除の方法を行っていると、一見その場所だけはキレイになったように見えても、実はホコリを広げているだけであり、取り除けていないのだそう。

ホコリの問題点は見た目が悪いだけじゃない

ホコリというと灰色でふわふわしたものを想像しますよね。ですが、ホコリは目に見えないものも多く、目に見える状態のホコリとは、実は相当数のホコリが溜まったものなのだそう…!

「ホコリというのは皮膚や繊維など、色々なものがミックスされたものです。ホコリは見た目が悪いから取り除くのではなく、その中はさまざまなものの住処になっており、何でも入っています。カビや細菌など体に悪いものがたくさん増殖する場所です。顕微鏡などでホコリを見ると…すごいですよ」と松本先生。

これを聞いた瞬間に家に帰って、冷蔵庫の後ろの隙間を一目散に掃除したくなりました。

「整理整頓」が大切な理由

松本先生は、ホコリが溜まりやすい場所はズバリ“隅っこ”だと言います。

「空気は動いているので、ホコリは空気によって動かされ、壁にぶつかります。そして下に落ちます。なので、ホコリは“隅っこ”に溜まりやすいんです。ですから隅をキレイにすることは掃除のポイントになります」

壁の他にも物がごちゃごちゃと置いてある部屋などは、空気に動かされたホコリがぶつかる“壁”がたくさんある状態。なので、そのような部屋はホコリがあちこちに散らばってしまい掃除がしにくいのだそう。「整理整頓しなさい!」と子供の頃から言われるものですが、掃除のプロから見てもそれは重要なポイント。物が整頓されている部屋は、ホコリは部屋の隅っこに溜まるだけなので、掃除しやすいのだそう。

掃除の仕方をレクチャーする松本先生

間違った拭き方してない?

では掃除で正しくホコリを取り除くにはどうしたら良いのでしょうか?掃除の基本である拭き掃除について、松本先生に詳しくやり方を伺いました!

この星たちをホコリと見立てます

間違った拭き方1「ゴシゴシ拭き」

まず、ダメな拭き方のひとつ目は「ゴシゴシ拭き」。その名の通り、汚れを落とそうと力強く前後にゴシゴシと拭くものですが、これではホコリを前後に動かすだけで、取り除くことはできないとのこと。

ゴシゴシ拭きでは、ホコリは移動するだけ…。

間違った拭き方2「グルグル拭き」

続いて、グルグル拭き。飲食店などで、アルコールスプレーをした後に、テーブルをシュッシュっとし、それから布巾などでグルグルっとするイメージはありますよね。それもまた、ホコリは取り除けていないとのこと。アルコールスプレーを広げることにより、菌は死滅しているだろうけれど、その死骸がテーブルに張り付いた状態なのだそう…。

グルグルしても、ホコリはテーブルに残っています。

正しい拭き方は「一方向拭き」

正しいのは、一方向拭き!一方向だけに進む下記のような拭き方になります。

一方向だけに進み続けます。
同じ個所には戻らないことで、ペーパーがホコリをしっかりキャッチし続けます!
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