ライフスタイル 10年後のマーベラス突撃インタビュー!『テン・ゴーカイジャー』主演・小澤亮太「眼帯しつつ目で語る演技にこだわりました」

スーパー戦隊作品の中でも特に熱烈なファンが多い『海賊戦隊ゴーカイジャー』を知っていますか?テレビ放映は10年前でしたが、2021年11月、そのゴーカイジャーがVシネクスト『テン・ゴーカイジャー』となって帰ってきます! なんと10年後もオリジナルキャストが全員そろい踏み、ということでも話題となっている作品です。

今回は、レッド役のキャプテン・マーベラスとして人気を博した小澤亮太さんに突撃インタビューを敢行! 10年たって大人の渋みが増し、さらにカッコよくなった小澤さんの作品への熱い想いと、見た目とはちょっと違う?ふんわりした彼のプライベートのお話までたくさん聞いてきました。たっぷり前後編でお届けしますので、お楽しみに。

小澤亮太(おざわりょうた)
1988年1月25日生まれの33歳、千葉県出身。2011年、ドラマ初出演及び初主演を果たした「海賊戦隊ゴーカイジャー」のゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス役でブレイク。以降、舞台「飛龍伝 2020」「ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE O(オー)」ほか、映画・ドラマ・舞台などで幅広く活躍中。

数ヶ月かけて体を鍛え上げたアクションは必見

「あれから10年たちました。この作品が、一番アクションしているかもしれません(笑)。10年後のマーベラスをぜひ映画館で見て欲しいですね」

キックの打点を高くするために、筋トレも欠かさずおこなったそう。

まっすぐこちらを見つめて語る小澤亮太さんが主演を務める『テン・ゴーカイジャー』が11月12日から期間限定で劇場上映されます。

スーパー戦隊作品の中でも35代目の記念作である『海賊戦隊ゴーカイジャー』は、2011年から1年間放送された人気シリーズ。当時から熱烈なファンに支持され、海外での評価も人気も高い作品。それだけに小澤さんは相当なプレッシャーも感じたといいます。

「10年ぶりに新作を撮ると聞いたときは、ゾワゾワしました(笑)。やるからにはまず体を仕上げないと、と思って、数ヶ月間、みっちりトレーニングに励みました。

10年間という月日を経て、たるんだ自分は見せられない…。有酸素運動と筋トレを週4日以上は続けました。鍛えるとけっこう筋肉はつくほうなんです。鍛えたあとはサウナに入ってスッキリ汗を流すのが日課でした。今日もこの撮影の前に、サウナで汗かいてきました! サウナの後は、コンビニで買う『アイスボックス』を食べるのが定番。氷がさっぱりしているし、カロリーが低いので罪悪感がないんです」

眼帯姿のマーベラス。目で演じるこだわり

宇宙最大のお宝を求めて、地球にやってきた宇宙海賊『ゴーカイジャー』。6人のヒーローのリーダー、キャプテン・マーベラスは、この作品ではなぜか左目が眼帯姿となっています。その謎は本編の中で明かされていくのですが…。

「眼帯をしながらアクションをするのがすごく難しかったですね。距離感がつかめないのでキックが届かなかったり。最初はめちゃめちゃストレスでした。かなり頑張りましたので、眼帯をしながらのアクションシーンは、ぜひ楽しみにしていてください」

左目の眼帯は透けて見えるスポーツタイプを着用したという裏話が 。

片目で演じることの難しさ、そして感情の表現には今回もこだわったといいます。

「マーベラスはチームの中心なので、どっしりと構えていなくちゃいけないんです。だから、目で何かを伝えたり語ったりと、演じるシーンが結構ある。でも片目で演じるのは難しかった…。

バスケをずっとやってきたんで、漫画の『スラムダンク』が大好きなんですけど、“眼で殺せ”っていうセリフが漫画にあるんですよね。それも心にあって、目で演技するっていうのはずっと課題だと思ってやってきましたね」

この目で見つめられるとドキドキします… 。

「たまに怖いって言われることもあります」という、ときに射るようなまっすぐな眼差しは、子供のころから培ったものだそう。

「やんちゃだった小学校時代に、先生に『ちゃんと人の目を見て話しなさい』って怒られたことが原点かも。そこから人の目を見て話す癖がつきまして。ちなみに視力は1.5、ずっと視力はいいんですよね」

どっしりと構えたチームのリーダー、マーベラスと自分が重なる部分は、

「静かで感情を表には出さないんだけど、愛情深いところ…かな。
10年前の本編のときもそうでしたけど、アクションや殺陣の練習とか、みんなの前では絶対やらないんだけど、家の近くの駐車場でこっそりひとりで練習したりして。本当の自分やそういう姿を人に見せられないタイプで…恥ずかしがりなんですかね」

撮影の合間「カッコいい」と声がけするスタッフに、照れてしまったところをパチリ。

10年前は人見知りだった!?

今回の作品内で派手にアクションするマーベラスは、10年前と全然変わっていないように見えますが、「小澤亮太」自身、10年で“変わったこと”といえば?

「実は人見知りで、あの当時はあまりスタッフともしゃべれなかったんですよ。だからか、近寄りがたいって言われていて。昔からちょっとこの人合わないかなあ、と思うとついガードしちゃうところがあって…。10年経ってみたら、ちゃんと人と触れ合えるようになったというか。

今回の作品のおかげで、10年越しにしっかり話ができた人たちがたくさんいるんです。この10年で、コミュニケーション能力が上がったのかもしれません」

一方で、10年前とほとんど“変わらないもの”もあるといいます。

「仲間たちかな。10年以上続く人間関係がだんだん増えてきて。当時知り合って、ずっとそばにいてくれる人たちはずっと変わらないんですよね」

アウトドアもインドアも好きで、豪快なようでいて恥ずかしがり屋…

趣味は釣りとサーフィンという大の海好き。「海にいると落ち着くんですよね」という小澤さん。「海賊だけに!」という記者の突っ込みに「確かに!」と爆笑し、楽しそうに趣味の話をしてくれました。

「サーフィンは親父とも行くんですが、今でも負けますね。いまだに現役バリバリのサーファーで、カッコいいんですよね。釣りには仲間たちとよく行くんですけど、日焼けはしたくないので、夜中に出て、明け方日が昇ったらすぐに帰ってきます。

釣りやサーフィンなどアウトドアだけじゃなくて、ゲームやフィギュア、アニメなどインドア派の趣味もけっこうあるんですよね。どっちも好きなんで、海釣りしながら魚待っている間にスマホでゲームやってることもあります(笑)」

ここまで話を聞いてきて、アウトドア派だけどインドア派でもあり、豪快なようでいて繊細な一面もある―――そんなギャップがあるのも、小澤さんの魅力なのかもしれませんね。

後半では、実は「センサイジャー」と呼ばれているという噂に迫ります。

『テン・ゴーカイジャー』のポスターと決めポーズの小澤さん。

Vシネクスト『テン・ゴーカイジャー』

2021年11月12日(金)より 期間限定上映
出演:小澤亮太 山田裕貴 市道真央 清水一希 小池唯 池田純矢
原作:八手三郎 脚本:荒川稔久 監督:中澤祥次郎
配給:東映ビデオ 上映時間:61分 製作年:2021年
https://www.toei-video.co.jp/10-gokaiger/
(C)2021 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映
(C)石森プロ・東映 配給:東映ビデオ

撮影/深山徳幸
取材・文/望田真紀