ライフスタイル “自粛むくみ”に要注意!!トマトジュースでむくみ対策ができるんです【医師監修レシピも紹介!】

緊急事態宣言は解除されましたが、長引く自粛生活や運動不足などの影響で、この秋は「むくみ」に悩まされる人が増えるかもしれません。

そこで今回は、むくみが起きるメカニズムと、むくみ対策におすすめの「トマトジュース」を使ったレシピを医師に教えてもらいました!

今増えている“自粛むくみ”、3つの原因とは?

工藤内科院長の工藤孝文先生によると、外出が減って脚がむくむようになったなど、「むくみ」に関する相談がコロナ禍前に比べて増えているそうです。“自粛むくみ”、みなさんは大丈夫でしょうか?

福岡県みやま市工藤内科院長 工藤孝文先生
内科医・糖尿病内科医・東洋医学医。
著書に『1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁』や、『疲れない大百科 女性専門の疲労外来ドクターが教える』など。生活習慣を支える医学の伝道師としてメディアでも多数活躍中。

工藤先生は、秋はむくみやすい体になる人がさらに増えるのではないかと懸念しています。

はじめに、「むくみ」を引き起こす3つの原因と、それらから引き起こされる症状や注意してほしいことを教えてもらいました。

原因1:自粛生活やテレワークによる運動不足からの筋力の低下

座りっぱなしの生活になっていませんか?

「長引く自粛生活とテレワークによって日常的な運動量が減り、座る時間が増えたことで脚のむくみが気になる人が増えています。でも実は脚だけでなく腸などの内臓がむくむケースもあります。腸がむくむことで、便と一緒に排出されないといけない腸の水分がたまってしまい、便が固くなり、便秘になったり、ポッコリおなかの原因になったりします」(工藤先生 )

脚の筋肉は血液を心臓へ送るポンプ作用の機能があるため、筋力が低下すると血流が悪くなり、むくみを引き起こしてしまいます。また、座りっぱなしによる太ももやお尻の圧迫によるリンパの流れの停滞も、むくみを起こす原因と言われています。

原因2:「食欲の秋」と偏った「おかず食べ」による塩分過多

「食欲の秋」と呼ばれるように、秋は食欲が医学的にも増進すると言われています。

「過度な食欲を抑える働きをもつ『セロトニン』は太陽を浴びることで体内に分泌されます。秋は日照時間が少ないという理由だけでなく、コロナ禍の影響で外に極力出ない、人が少ない夜しか外に出ないなどの選択をする人が増えていることなども含め、『セロトニン』の分泌が少なくなった結果、食欲が増進されやすい環境にあると言えるので注意が必要です。

また近年、炭水化物をとらない『おかず食べ』をしている人も増えてきてますが、気を付けないと塩分のとりすぎになってしまうので、食欲が増進される秋は特に注意が必要です。塩分過多な生活が長期的に続いてしまうと、むくみだけでなく高血圧などの生活習慣病のきっかけにもなります」(工藤先生 )

原因3:季節の変わり目の冷えと気温差による自律神経の乱れ

季節の変わり目は、寒暖差で自律神経が乱れがちに。

東京では10月に入っても汗ばむ日が続きました。夏の感覚のまま冷たいものを摂り過ぎたり、薄着や素足の生活をしたりしていると体を冷やし、血行が悪くなってむくみを起こす原因に。

「秋は気温差が激しく、季節の変わり目で身体の温度調整が難しいことから、自律神経が乱れやすい環境にあります。自律神経の乱れはむくみだけでなく、精神的不安定にもつながり、イライラや不安などが増進されます。精神的ストレスの解消として、食による発散をする方もいらっしゃるかと思いますが、前述したように『おかず食べ』の場合、塩分過多になりやすく、むくみがさらに促進されることにもつながるので要注意です」(工藤先生 )

「むくみ」は、原因によっては脚だけでなく、腸や全身に生じやすい状況になる可能性があるのは注意しておきたいですね!

最近の生活を見直してみよう!

むくみ対策にはカリウムが豊富な“トマトジュース”を朝に飲もう!

トマトジュースで手軽にむくみ対策!

このように気になる「むくみ」ですが、対策にはカリウムを手軽に摂取できるトマトジュースがおすすめだと工藤先生は話します。

「カリウム」には、ナトリウムによる血圧上昇を抑制し、細胞の浸透圧を調整することで体内の水分のバランスを調整する働き、またナトリウムと相互に作用して筋肉の動きを正常に保つ働きがあります。血流や水分バランスが原因のむくみにも最適な栄養素だそうです。

そしてトマトジュース 1 パック(200g)で、カリウムを約 520 ㎎ (※)補給できます。
(※)日本食品標準成分表参照

「日本人の1日の平均カリウム摂取量は目標値まで約500mg少ないと言われていますので、トマトジュース200mlで不足分を手軽に補えるといえるでしょう」と工藤先生は話します。

そして、むくみを感じるのはデスクワークや疲労がたまる日中なので、むくみの予防には朝に飲むのが最適だそう。また抗酸化作用による老化抑制効果のあるリコピンの血中濃度が最も高く残るのは朝に摂取した時になるため、どちらの面からも朝がおすすめとのことです!

工藤先生×料理人監修! むくみ対策“トマトジュース”レシピ!

むくみ対策にはカリウムだけでなく、たんぱく質を摂取することや、血行を良くする食材と組み合わせることで、より効果を高めることができるそうです。工藤先生監修のもと、料理人の松田樹生さんがレシピを作成した、むくみ対策になるトマトジュースレシピを 3 つご紹介します!

レシピのむくみ対策ポイント
・チーズなどのタンパク質が豊富な食材はカリウムと一緒に摂取する
・スパイスで血行促進しむくみを防止

1 2