ライフスタイル “スマートグラス”って?見た目普通のメガネだけど…テレワークに便利な機能いっぱい!

女性が使いやすく、毎日がちょっと楽しく便利になるデジタルガジェットを、ライターの太田百合子さんが解説! 豊富な知識と自腹買いであれこれ試した経験からガチのオススメを紹介します。

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スマートグラスでできることって?

昨年から今年にかけて注目を集めているデジタル機器に「スマートグラス」があります。「スマートグラス」とは、その名の通りスマートな機能を持ったメガネ型のデバイスのこと。もちろんレンズは度付きレンズに交換することもできます。

スマートな機能とひとくちに言ってもいろいろあって、たとえば『HUAWEI x GENTLE MONSTER Eyewear Ⅱ』は、メガネのテンプル(つる)の部分にスピーカーが内蔵されていて、耳を塞ぐことなく、かつ周囲に音漏れすることなく音楽が楽しめます。

『HUAWEI x GENTLE MONSTER Eyewear Ⅱ』4万3780円。
韓国発のサングラスブランドGENTLE MONSTERとコラボ。スマートフォンやパソコンとBluetoothで接続できます。

同じスマートグラスでも、ドコモとKDDIから発売される『Nreal Air』は、AR(拡張現実=Augmented Reality)が体験できるサングラス。かけると実際に見えている風景の中に、130インチ相当の大画面のディスプレイが現れます。

12月発売予定の『Nreal Air』は価格未定。重さは約76gしかなく、ARが楽しめるスマートグラスとしては超軽量です。対応するスマートフォンと有線で接続して使用します。

またJINSから発売された『JINS MEME』は、メガネの鼻パッドの部分に姿勢や目の動きがわかるセンサーを搭載。このセンサーを使って、姿勢の崩れや作業への集中度がチェックできるようになっています。

『JINS MEME』は4種類各2色のフレームが選べます。価格は1万9800円でアプリの利用料が月額500円(1年目は無料)。EC限定のサングラスタイプもあります。
鼻パッドの部分に「CORE」と呼ばれる、6軸モーションセンサーと3点式眼電位センサーが搭載されています。
サングラスをかけた男性の顔

自動的に生成された説明
目の動きや瞬きの強さ、速度、間隔などのデータから集中度をチェックできます。かけ心地は普通のメガネとまったく変わらず、フィット感は抜群です。

リモートワークに超便利!

一時期話題になった『Google Glass』に代表されるように、メガネ型のデバイス自体は以前からありましたが、最近の「スマートグラス」に共通するのは、一見すると普通のメガネやサングラスにしか見えないくらいスタイリッシュで軽量なこと。またいずれも「在宅でのリモートワークに、あると便利」だということです。

たとえば『HUAWEI x GENTLE MONSTER Eyewear Ⅱ』はヘッドフォンを使うのと同じように、家族などに聞かれることなくビデオ会議に参加できる一方で、耳を塞がないので会議が長時間に及んでも耳が疲れません。

また『Nreal Air』では、実際には設置するのが難しい大画面のディスプレイが利用できます。スマートフォンなどとケーブルでつないで使用するしくみで、ビデオ会議などにも活用できます。

『JINS MEME』はスマホの専用アプリと連動して、「BODY」「MIND」「BRAIN」のセルフチェックとメンテナンスができます。「BODY」では肩こりや腰痛の原因となる姿勢の崩れがリアルタイムにチェックできるだけでなく、座りっぱなしになっている時間の割合も確認することができます。

リモートワークではどうしても座っている時間が長くなりがちですが、悪い姿勢や同じ姿勢が長く続くと通知で教えてくれ、リフレッシュのためのストレッチを促してくれます。

「BRAIN」では、以前、記事でも紹介した「ポモドーロテクニック」のように時間を決めて作業に取り組み、その間の集中度をチェックできます。どういうときに集中できているかわかれば、作業の効率化に役立ちます。

いずれもメガネの充電が必要

いずれの「スマートグラス」も実際にかけて試してみましたが、見た目だけでなく、かけた感じも普通のメガネと変わらないくらい軽くて、これなら長時間使っていても疲れないと実感できました。中でも『JINS MEME』はフィット感がとても良くて、普通のメガネとしてまったく違和感なく使えます。

一方で「スマートグラス」が普通のメガネと違うのは、必ず充電が必要だということ。

『Nreal Air』はそもそもスマートフォンと有線でつながないと使えないですし、『HUAWEI x GENTLE MONSTER Eyewear Ⅱ』はメガネケース型の充電器を使用するしくみで、充電にかかる時間は約90分。フル充電で5時間のオーディオ再生が可能です。

『JINS MEME』は最大24時間の連続使用ができますが、フル充電にするには約3時間の充電が必要です。筆者がメガネを外すのは眠るときだけなので、そのタイミングで忘れずに充電するようにするしかありません。

『JINS MEME』にクリップ式の充電アダプタとケーブルをつなげたところ。

今回取り上げた以外でも、一見するとメガネにしか見えない「スマートグラス」は増えていて、機能やデザインがいろいろと選べるようになってきています。

こうなってくると筆者などは、何の機能もない普通のメガネをかけているのは、なんだか損をしているような気分にさえなってきてしまいます。レンズを交換するのにちょっと面倒な手続きは必要ですが、「スマートグラス」の普段使いに挑戦してみようと思っています。

文/太田百合子