ライフスタイル 市販のワセリンが有能すぎ…マスク肌荒れ対策・リップスクラブほか意外な使い方を紹介

乾燥と寒さ、手指消毒の日々に、手や顔の肌荒れが進んでいませんか? そんなとき、しっかりと保湿できるワセリンを塗るのも、一つの選択肢に。市販のワセリンは、肌や唇に塗るだけでなく、他にも意外な使い方があるんです。

乾燥シーズン近づいてきましたね。

そこで今回は、身近で手に入る市販のワセリンを使った、意外な使い方をご紹介します。

市販のワセリンとは?

ワセリンとは、石油から得た炭化水素類を脱色、精製した保湿剤で、軟膏や化粧品として使われています。皮膚に塗ることでコーティングの役割を果たし、皮膚から水分が蒸発するのを防いでくれます。

ワセリンは、純度の違いによって種類が異なります。できるだけ不純物を取り除いて精製されている、純度が高いのが白色ワセリン、純度が低いのが黄色ワセリンです。

一般的に、純度が高くなるほど、肌に対する刺激が少ないといわれています。

中でも白色ワセリンは、薬局やドラッグストアなどで、手軽に購入できる保湿ケアアイテムとして販売されています。

例えば、健栄製薬の「ベビーワセリン」。成分は白色ワセリンですが、従来の白色ワセリンと比べてより不純物が少なく、やわらかな使い心地が特徴。無香料、無着色、パラベン(防腐剤)フリーです。赤ちゃんから大人まで使えるうえに、チューブタイプなのでハンドクリーム感覚で使えて便利です。

「ベビーワセリン」60g オープン価格(実勢価格 約500~650円(税込)※編集部調べ)

同じチューブタイプの「近江兄弟社メンターム ワセリン」は、無香料・無着色・パラベンフリーで、これも誰でも使いやすいワセリンです。

他に、ユニリーバの「ヴァセリン オリジナルピュアスキンジェリー」は防腐剤無添加、無着色、無香料で、大・中・小の3つのサイズ展開で、シーンに応じて使い分けられます。

「ヴァセリン オリジナルピュアスキンジェリー」80g オープン価格(実勢価格 521円(税込)※編集部調べ)

こんな使い方もある!ワセリン活用術

市販のワセリンは、肌や唇などの全身の保湿ケアに使うのが一般的ですが、実は他にもいろんな使い方があるのをご存知ですか?

そこで今回は、健栄製薬の「ベビーワセリン」を使う想定で、便利な活用法から意外な活用法までご紹介します。

マスク着用時の乾燥予防に

マスク肌荒れの対策としてワセリンを使ったアイデアが、SNSで一時期、話題を呼びました。ますます乾燥が進むこれからの季節は、ぜひ予防策をとりましょう。ワセリンを使って乾燥予防ができます。

【やり方】
1.化粧水などでしっかり保湿する。
2.米粒1粒分のワセリンを手に取り、顔の気になる部分に薄く塗る。

ワセリンには水分を与える効果はないため、しっかり保湿をした後で、ワセリンによって覆うというイメージ。ベタつきが気になる場合は、ワセリンを少量、薄く付け、押し当てるように塗るのがポイントです。

顔にはできるだけ精製度の高い白色ワセリンを使うようにしましょう。

リップスクラブとして

市販のワセリンは、もともと唇にも使えるものも多いですが、ワセリンに砂糖を混ぜてリップスクラブとして使うこともできます。

【やり方】
1.たっぷりのワセリンと、ティースプーン1杯ほどの砂糖を混ぜ合わせる。
2.混ぜたワセリンを指にとって、円を描くように唇をやさしくマッサージする。
3.蒸しタオルでワセリンをやさしくおさえるように拭き取る。

ゴシゴシこすると摩擦で唇が荒れる原因になるので注意しましょう。蒸しタオルで火傷をしないように気をつけてくださいね。

ニット・セーターのちくちく予防に

冬は特にセーターやニットが素肌に触れると、ちくちくが気になりますよね。

首元など、下着などでカバーできない部位は、ワセリンを薄く塗ることで、ちくちくを予防することができます。ちくちくが気になる部位に塗ってみましょう。

花粉による肌荒れ対策

春や秋に悩まされる花粉。実はワセリンで対策する方法があります。花粉シーズンは鼻や目の周りがムズムズ、周辺部位は荒れてしまいやすくなります。一般的に、鼻の入り口や目の周りにワセリンを塗ることで、周辺部位の乾燥対策になります。

【鼻の周りへの塗り方】
ワセリンを綿棒に取って、鼻の周辺部位に薄く塗る。

【目の周りへの塗り方】
清潔な指にワセリンを取ったら、目の周りを一周するように目の下とまぶたに薄く塗る。このとき、ワセリンが目に入らないように気を付けて。

リップブラシのお手入れ

メイクに使うリップブラシは、油分が失われると毛が広がってしまったり、綺麗に口紅が毛にのらなくなってしまったりします。 そんなときは、ワセリンでお手入れができます。

リップブラシをお湯などで洗い、タオルドライした後、米1粒ほどのワセリンを毛先になじませてティッシュなどで拭き取ると、残った汚れが出てくるとともに、油分コーティングもできます。

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市販のワセリンは、肌や唇の乾燥対策として使う以外にも、こんなにいろいろなシーンでお役立ち。家にひとつあると、応用がきいて心強い存在ですね。

取材・文/一ノ瀬聡子