ライフスタイル 彼の姉一家が寝袋持参でうちに宿泊!? 結婚前の彼の家族との「線引き」はどこに?【前編】

20代後半から2年以上交際している相手を、「この人が結婚相手で、これを逃したら結婚が遠のく」と意識するのは自然なことでしょう。それは多くの人にとって、恋愛結婚は数年がかりの難事業だからかもしれません。

その結果、「彼やその親しい人の無理な要求を断り切れず、大変な目に遭った」という人も少なくありません。

直子さん(32歳・IT関連会社勤務)もそのひとり。28歳から交際を開始した年収1600万円の彼やそのきょうだいの要求を聞き続けて疲弊し、つい先日別れたばかりだと言います。

外資系金融関連会社に勤務する彼

直子さんの彼は、誰もが知る外資系金融関連会社に勤務しています。東大や早慶卒の人が多いと知られる会社ですが、彼はFランク大学の出身だそう。

「彼は勉強に目覚めるのが遅く、大学時代に覚醒したらしいんです。実家は地方なんですが、お父さんは医者で病院経営者、お母さんは地方の国立大学卒で会社を経営しています。姉と弟も国立大学を出ています。彼は大学に行かず、ずっとお父さんの扶養として生きようと思っていたらしいのですが、“大学くらい行け”という話になり、東京のFランク大学に進学したと語っていました」

彼は大学に進学したが、ルックスがいいのでひたすらモテたとか。趣味のDJをしつつ、“だらしない毎日”を過ごしていたとか。

「女の子をとっかえひっかえしたり、イベントサークルを主催したりしているうちに、東京でのし上がるのは学歴か難関資格合格の経歴がないとヤバいと気付いたらしいんです。遊び人の世界にも序列があって、有名大学卒はやはり一目置かれます。それは血のにじむような努力ができるという証明だからだそうです。私は名門と言われる大学の付属中学に進学し、エスカレーターで大学まで行きました。彼は“両親が東京生まれで、社会を知っているし、直子は親ガチャの勝者だね”と言っていました」

彼は大学3年の時に、「このままではダメだ」と覚醒した。

「もともと頭がいいので、数年かけて合格する人も多い宅地建物取引士の試験に一発合格。大学卒業後は、友達の飲食店を手伝いながらフラフラしていたらしいのですが、その後、行政書士の資格にも合格。そのときから自分の見える風景が変わったそうです。それからフリーランスで実務をこなして、その中で知り合った人が、彼を現在勤務している外資系の金融関連会社に誘ってくれたそうです。ハードな勤務をこなしながら公認会計士を目指して合格した頃に、私と出会いました」

「チャラい女子」とは異なる「堅実さ」を愛した

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