ライフスタイル 彼の姉一家が寝袋持参でうちに宿泊!? 結婚前の彼の家族との「線引き」はどこに?【後編】

20代後半から2年以上交際している相手を「この人が結婚相手で、これを逃したら結婚が遠のく」と意識するのは自然なことでしょう。それは多くの人にとって、恋愛結婚は数年がかりの難事業だからかもしれません。

その結果、「 彼やその親しい人の無理な要求を断り切れず、大変な目に遭った 」という人は少なくなくありません。

直子さん(32歳・IT関連会社勤務)もそのひとり。28歳から交際を開始した年収1600万円の彼(34歳)やそのきょうだいの要求を聞き続けて疲弊し、つい先日別れたばかりだと言います。

【これまでの経緯は前編で】

2年前に彼の姉が結婚したことから、全てが変わった

28歳から30歳までの2年間、交際は順調だった。

「私は多摩エリアの実家近くで一人暮らしをしており、彼は友達とルームシェアをしていました。彼が借りている雑居ビルはニューヨークのSOHOみたいな感じ。めちゃくちゃカッコいいインテリアで、彼の実家に出入りしているある百貨店の内装部が手がけてくれたと教えてくれました」

一般人には手に入らないような、ハイブランド×有名キャラクターのフィギュア、ハイブランド×有名ボードゲームのアイテムなどがオシャレに配置されていた。

「それなのに、ご飯はコンビニ飯や赤ウインナーが好きだったり。そのギャップに好きになってしまいました。旅行に行っても彼が全額出してくれて、いわゆるリゾートホテルのときもあれば、なじみのいい地元の民宿のときもあり、どっちも楽しめました」

順調な交際2年目に、彼のお姉さんが結婚した。

「私たちは、交際半年の時に結婚する話が持ち上がったのですが、彼から“できれば姉が結婚するまで待ってほしい”と言われたんです。私は、まあそれでもいいと思っていたんです。今思えば、彼のその発言もちょっとおかしいのですが、私は彼に恋をしていたので、スルーしてしまいました」

彼のお姉さんは地元で挙式、相手は高校の同級生だという。お姉さんは結婚して専業主婦になった。

「お姉さん夫婦の出身高校は、地元の名門進学校だそうです。私はもちろん結婚式には招待されなかったのですが、お姉さん夫婦が結婚直後に上京したときに、彼から“これから結婚しようと思っている直子さん”と紹介されました。お姉さんは美しい顔に満面の笑みを浮かべて“うれしいわ!私、妹が欲しかったの。家族になるのね”と抱きついてきたのです。その時はなんだかうれしかったですが、今思うと距離感がおかしかった。お姉さんの旦那さんは、ボーッとした感じの人でした」

その日、彼のお姉さんとLINEを交換。SNSも相互フォローした。

「私が住んでいる場所を聞かれて、“〇〇(テーマパーク名)の近くだ”と言いました。その頃からちょっと狙われていたのかもしれません」

夫婦ゲンカのたびに「泊めて」と来る彼の姉

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