ライフスタイル 今年のクリスマスは、ケーキもプレゼントも最新テクノロジーで楽しもう!

皆さんこんにちは。幼い頃からテクノロジーが大好きで、その甲斐あって入社した宇宙航空研究開発機構JAXAでは、人工衛星を作り、宇宙へとロケットで打ち上げた経験が冥土の土産になっている、齊田興哉(さいだともや)です。

今の世の中、SF映画の世界が現実になりつつあるテクノロジーが日々発明されたり、それを開発するスゴいベンチャー企業が出てきたりしています。そんなテクノロジーの中には、堅実女子のみなさんにも「すごいっ!」と興味を持ってもらえるモノもたくさんあるんじゃないか、そんな思いがあります。

……というわけで、これから「堅実女子×テクノロジー」で何が起きていくのかをお話していきたいと思います。

最近のクリスマスの過ごし方は?

クリスマスがいよいよ近づいて参りました。コロナ禍ということもありますが、収束感もある今年のクリスマスについて、Spicomiでは、「クリスマスの過ごし方アンケート調査2021年!傾向は?」と題するアンケートを実施しています。今年のクリスマスの過ごし方について、以下のような回答が多い順に得られています。

・自宅でゆっくりクリスマスを楽しむ
・家で少しぜいたくな食事をする
・クリスマスケーキを買う
・プレゼントを渡す

こんな回答を満たすべく、今回はちょっと変わったクリスマスになるような話題を紹介したいと思います。

クリスマスケーキは、3Dフードプリンターで映える!

「3Dプリンターで作られたケーキ」を食べたことはありますか?いままで見たこともない美しいケーキを食べることができるカフェがあります。残念ながら日本ではなく、米国ボストンですが、カフェ「Jonquils Cafe & Bakery」というお店。見ていても飽きがこない芸術品のようなケーキですが、こんな美しい独創的なケーキを作っているのは、ウクライナ出身の女性パティシエ「Dinara Kasko(ディナラ・カスコ)」氏。他にもたくさんの独創的なケーキを作られていて、食べるのがもったいなくらいです。

カフェ「Jonquils Cafe & Bakery」の3Dプリンターで作ったケーキ
(出典:Jonquils Cafe & Bakery)

もちろん、カフェでケーキを食べるのもいいのですが、クリスマスには、自宅でケーキ作りする、そんなかたもいらっしゃるでしょう。しかし、ケーキ作りがうまいかない、いつも失敗してしまう、そんなかたに朗報です。

ナショナルデパートは、2021年1月13日、スイーツ専用の食品3Dプリンティングシステム「Topology(トポロジー)」を開発しました。Topologyは、クリームやスポンジといったスイーツを形成するための複数種類の食材を格納するストレージと、食材を口金から射出する4軸アームで構成されていて、材料を射出することで誰でもうまくケーキを作ることができます。

ケーキ作りだけでなく、ケーキのデコレーションで失敗した、そんなかたもいらっしゃるようです。お持ちの3Dプリンターをフードプリンターに変身させるCakewalk 3Dが登場しました。Cakewalk 3Dは3Dプリンターに取り付けるだけでケーキやクッキーにオリジナルなデコレーションが可能となります。既存の3Dプリンターをフード3Dプリンターに変えるスペシャルキットといえます。

ケーキにデコレーションできるCakewalk 3d
(出典:Digital Patisserie)

コロナ禍のクリスマスはVRでショッピング!

クリスマスシーズンに向けて、バーチャルにショッピングを楽しむサービスを提供するお店が増えているといいます。2021年12月時点で、感染者数は落ち着いていますが、やはり、〝密〟を避けたいという意識、姿勢が続いているのも確か。そのため、お店に来店しなくても、ショッピングを楽しむことができるサービスがあります。

三越伊勢丹は、スマートフォンのアプリで仮想都市空間サービス「REV WORLDS」で仮想伊勢丹新宿店を再現しています。このアプリのすごいところは、新宿東口の一部や伊勢丹新宿本店を仮想空間に再現しているところです。VRを使って、24時間いつでもアクセスすることができます。ホワイトクリスマスが楽しめるコンテンツを12月25日まで提供していて、伊勢丹新宿本店と同じ高さの雪だるまや宙を舞うサンタクロースが出現したり、お薦めのクリスマスギフトが集まる店も登場するといいます。もし、購入したい商品があれば、オンラインストアで購入することもできます。そして、期間限定の着せ替えアイテムでサンタクロースやトナカイの衣装を着て買い物も体験することができる楽しいイベントとなっています。

三越伊勢丹は、スマートフォンのアプリで仮想都市空間サービス「REV WORLDS」
(出典:伊勢丹

テクノロジーを駆使した本当に役立つクリスマスプレゼントとは?

クリスマスプレゼントにマフラーをプレゼントするかたも多いはず。この時期にぴったりのマフラーがあります。それは、マフラー型マスク。Nendoが制作したこのマフラー型マスクは、なんと10層にもなるメッシュフィルターが入っていて、高性能防塵マスク機能付きです。寒さだけではなく、ウイルスからも、しっかりと大切な人を守ってくれるでしょう。

マフラー型マスク
(出典:nendo)

ほかにも、ボタンひとつで体温調整できるリストバンドがあります。ウェアラブルデバイスの「Embr Wave 2」。実は、MITが開発しています。

使い方は、とっても簡単で腕時計のように手首に巻くだけ。それだけで、体全身が温かくなり、またクールダウンもできてしまいます。

実は、人間の首、手首、足首といった”首”という名前がつく部位の皮膚は、とても薄くて、太い動脈が皮膚に近いところにあるといいます。そのため、冬の寒い外気を感じやすく、また夏には暑く感じやすくなるのです。

そのため、全身を温めたり、冷やしたりすることは実は必要はなく、首、手首、足首といった部分を温めたり、冷やしたりすることで、体感温度が大きく変わるのです。

体温調整できるリストバンドEmbr Wave 2
(出典:Embr Labs)

今年のクリスマスは、いままでとは、ちょっと違ったものにしてみるのはいかがでしょうか。このようなテクノロジーを使うと、クリスマスの付加価値を高まることは間違いないでしょう。

文/齊田興哉