ライフスタイル “アート×サイエンス・テクノロジー”を様々な切り口で楽しく!「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」

京都を舞台にサイエンスとテクノロジーとアートをテーマにしたフェスティバル「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」が、2021年12月18日から2022年2月13日まで開催されています。

ちなみにSTEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)を表していて、これからの教育や産業に不可欠なテーマと言われています。それぞれのワードを見ると何だか小難しく感じるかもしれませんが、それぞれの切り口からいろんな楽しみ方ができるフェスティバルになっています。

会場は平安神宮がある岡崎エリアを中心に、ロームシアター京都や岡崎公園、美術館や動物園など、プログラムにあわせていろんな場所が使われていて、オープンスペースでのプログラムは基本的に予約なしで参加できます。

ロームシアター京都をはじめ、いろんな会場で開催されるプログラムはほぼ無料!

プログラムは展示会やパフォーマンスをはじめ、インスタレーションやトークイベント、ワークショップにマーケット、なぞかけラリーまで幅広い内容になっていて、ほとんどが無料で参加できます。週末を中心にその時にしか出会えないプログラムもあり、タイミングがあえば舞妓さんの舞い納めや猿楽を現代版の大衆芸能にアレンジしたパフォーマンスが見られます。

展示会からパフォーマンスまで幅広いプログラムが繰り広げられます。(去年の様子)
猿楽をベースにしたエンタテイメントも披露。(去年の様子)
岡崎公園ではオープンマーケットも開催されます。(去年の様子)

例えば、フェスティバルのシンボルである「アメノシタ・パビリオン」は、古来日本ではアメノシタと訓読されていた宇宙をテーマにした作品。620本の木材を複雑に組み合わせたシンプルな建物の中に入って、ゆっくり座ったり、そこから空を見上げたりすることができます。

フェスティバルのシンボル「アメノシタ・パビリオン」。

ちょっとユニークなところでは、京都市動物園のチンパンジーたちが楽しめるアート作品を制作し、どのような反応があるか研究するプロジェクトが、そのままアート作品「アートで感じる? チンパンジーの気持ち」としても展示されています。このような作品は世界的にも初めての試みということで、来年2月には展示の成果を発表する会も行われます。

京都市動物園ではチンパンジーが楽しむアート作品を公開!

また、今年で60周年を迎えたソニーのデザイン部門の記念展示「ONE DAY, 2022/2050 Sci-Fi Prototyping 」は、銀座で開催されたプログラムを拡張した京都バージョンで無料公開されています。デザイナーとエンジニアが創る「2022年のリアル」と、デザイナーとSF作家がコラボして描き出したその先の「2050年のありうる未来」という2つの展示で構成されていて、実際に体験もできるという、新しいもの好き女子ならぜひチェックしておきたい内容です。

SONYの記念イベントは1月9日まで開催。
マスクやウェアラブルデバイスなど未来のプロトタイプ製品を展示。

フェスティバルは2022年2月13日まで開催。後半ではアートコンペティションなどの新しいプログラムがはじまるので、気になる方はまず公式サイトをチェックしてみてくださいね。

フェスティバルは来年2月まで開催。(去年の様子)

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【開催概要】
KYOTO STEAM-世界文化交流祭-
開催期間:2021年12月~2022年2月
会場:岡崎地域を中心とした京都市内(ロームシアター京都、京都市京セラ美術館、京都市動物園、岡崎公園ほか)
※プログラムの詳細は公式サイトをご確認ください。
KYOTO STEAM−世界⽂化交流祭−
コンセプトムービー

取材・文/野々下裕子