ライフスタイル 冬パフェをぜひご賞味あれ!果物王国・和歌山の人気店「観音山フルーツパーラー」が東京に進出

1911年(明治44年)に創業した和歌山県の「柑香園 観音山フルーツガーデン」は六代続く、果物の生産から加工、販売まで行う農家のお店。2018年には農園に併設した「観音山フルーツパーラー本店」がオープン。和歌山県の観光名所となり、山間部にも関わらず連日満席の賑わいを見せています。

南紀田辺店、和歌山市店、京都店、神戸店、岡山店、河口湖店と店舗を広げ、2021年10月に東京進出1号店が銀座に、11月には表参道に2号店と立て続けにオープンしました。

観音山フルーツパーラー銀座店は、東急ステイ銀座の1階にあります。

果物農家が運営する観音山フルーツパーラーのメニューに使われる果物は産地直送。毎朝、和歌山から届く新鮮な旬のフルーツを使用しているので、季節ごとにパフェの内容が変わります。春夏はびわ、さくらんぼ、カンキツ、夏はもも、スイカ、メロン、ぶどう、夏秋はマンゴー、秋はいちじく、柿、冬はみかん、りんご、冬春はいちごと、季節の味わいが楽しめます。

使用フルーツの優先順位は、和歌山県紀の川市産、和歌山県産、日本産、海外産の順。観音山でも多くのフルーツを栽培していますが、近隣の農家とも連携した地場産のさまざまな果物を使ったメニューが特徴です。大半は和歌山県産までで、和歌山で獲れないりんごは青森県、ラ・フランスは山形県の契約農家から仕入れているとのことです。

今回、東京第1号店の銀座店に伺って、旬のみかんといちごを使った「観音山みかんパフェ」と「和歌山県産 旬のいちごサンド」、通年メニュー「旬の農園フルーツパフェ」を試食しました。(注※メニューや価格は店舗によって異なります。以下に記載しているのは銀座店のメニュー、価格です)

左から「観音山みかんパフェ」、「旬の農園フルーツパフェ」、「和歌山県産 旬のいちごサンド」。

冬パフェ「みかん」「いちご」

「観音山みかんパフェ」(2290円)

冬の果物といえばみかん。和歌山県は日本一のみかんの生産地で、「観音山みかん」は観音山の代表的な果物です。ジューシーで甘酸っぱいみかんの味がギュッと詰まった、和歌山県産みかんならではのパフェでイチオシメニューです!

パフェ1つで、フルーツの部分だけでもみかん3玉分、アイス、ソルベなどを含めると6玉以上のみかんが使われているそう。使用するみかんは観音山で収穫されたみかんですが、時季によって品種が変わり、酸味や甘味など味わいが若干変化するそうです。

パフェの構成は、みかん果実、自社工房製のみかんジャムを使ったレアチーズ、みかんソルベ、自社工房製造の飲むゼリー「なちゅるんみかんゼリー」と、和歌山県産のみかんが盛りだくさん!

和歌山には日本一多い7頭のジャイアントパンダが暮らす「アドベンチャーワールド」があり、和歌山を代表する動物として、トップにはパンダを模したブラックココアクッキー入りのアイスが飾られています。また各パフェについているロゴマークのプレートはホワイトチョコレートなので食べることができます。

あふれんばかりのみかんが詰まった、みかんの季節にはぜひとも味わいたい逸品!

みかんソルベもお店の手作りで、みかんをシロップ漬けにして1日置き、自社ブランドのみかん100%ストレートジュースの「とろコク搾りジュース」と和歌山県産の「百花繚乱はちみつ」を混ぜて作っています。みかんソルベは単品メニューがあればいいのにと思うほど、とても美味でした。

パフェの素材を見せていただきました。左からみかんソルベと、ブラックココアクッキー、パンダに使われているココアクッキーアイス。

【食べてみました】

酸味があって果肉が柔らかいみかんは、ホイップされた甘さ控えめふわふわクリームとの相性が抜群。クリームの分量は多めですが、みかんの酸味が絶妙に効いていて、甘味とのバランスが良く、最後までさっぱりといただけます。

パンダのココアクッキーアイスも想像以上にみかんと合っていて、食べ進めていくとレアチーズやゼリー、みかんソルベなどいろいろな素材が出てきて、みかんとのコラボレーションが最後まで楽しめる、完成した味わいのパフェでした。

みかんのパフェという珍しさもありますが、とても美味なので、みかんの季節にはぜひとも食べていただきたい、和歌山の力を感じさせる一品です。

「雪だるまのいちご農園パフェ」(2980円)/「まりひめパフェ」(3490円)

冬春のお楽しみといえば、みんなが大好きないちごですね!冬春メニューの「雪だるまのいちご農園パフェ」は、和歌山県紀の川市産のいちごを1パック分使用した贅沢なパフェです。自家製いちごアイスと濃厚なピスタチオアイスが甘酸っぱいいちごとよく合います。

トッピングには、冬はサンタや雪だるま、春には紀州犬の飾りがつきます。画像は12月限定のサンタクロースがのった「サンタと雪だるまのいちご農園パフェ」。

和の器にあふれんばかりに盛りつけた、和歌山のブランドいちご「まりひめ」を使った「まりひめパフェ」は、毎年本店では大人気の数量限定メニュー。銀座店では1月から登場する予定なので要チェック!

パフェや旬のいちごサンドに使っている「まりひめ」は大玉サイズで、現地からサイズを吟味して送ってきているそうです。

定番パフェ「旬フルーツの農園パフェ」と「旬のいちごサンド」

「和歌山県産 旬フルーツの農園パフェ」(1980円)

季節を問わず通年で提供しているパフェは「和歌山県産 旬フルーツの農園パフェ」と、「観音山レモンの農園パフェ」(1890円)の2種類。

初めて観音山フルーツパーラーを訪れた人におすすめなのが、一番人気の「和歌山県産 旬フルーツの農園パフェ」。シーズンによってフルーツの内容が変わりますが、私たちが訪れた12月末は富有柿、まりひめいちご、りんご、洋梨、キウイで構成されていました。大ぶりにカットされたフルーツがぎっしりと盛りつけられたパフェで、フルーツはどれを食べても新鮮さにあふれ、ちょうど良い熟れ具合。旬フルーツという名前に恥じない一品です。

数種類のフルーツで構成され、さまざまな食感や味わいが楽しめる、王道のパフェが好きな人にはおすすめです。

【食べてみました】

まずはフルーツ本来の味を楽しむためにアイスやクリームと混ぜず、フルーツ単体で食べてみましょう。グラスの中盤になるとグラノーラや小さくカットされたフルーツ、ゼリーやフルーツソースなどが登場するので、味の変化が楽しめて最後まで飽きずに食べられます。この豪華さでこの価格はお値打ちですね。

「和歌山県産 旬のいちごサンド」(1980円・店内/1994円・テイクアウト)

フルーツサンドも季節によって変わりますが、冬春はみかんといちごの2種類。まりひめいちごを使った「和歌山県産 旬のいちごサンド」は、黒パンを使っているので色のコントラストが美しく、ケーキのような見た目です。

和歌山県のブランドいちご「まりひめ」大玉サイズを使ったゴージャスなサンドイッチ。
甘くてジューシーな観音山みかん4玉を贅沢に使った、冬季限定「和歌山県産 観音山みかんのフルーツサンド」(1490円・店内/1517円・テイクアウト)も超おすすめです。

【食べてみました】

旬のいちごサンドは一切れにいちごが1個使われていました。塩味の効いた黒パンを使うことで、いちごの酸味とホイップクリームの甘みがより引き立ちます。まりひめは大玉サイズなのでかなり大きいですが、繊細な味わいです。かなりボリュームがあるので食べるのが大変かも(笑)。添えてある自家製ドライフルーツも美味で良い箸休めになります。

銀座店では物販コーナーもあります。ジャム類やドライフルーツ、パフェでも使われている「とろコク搾り」、「和歌山なちゅるん」、「百花繚乱はちみつ」など、おうちでも観音山フルーツが楽しめます。

取材に訪れた日は観音山みかんも販売されていました。今年は雨量の関係で当たり年のようで、小玉ですが甘くて濃厚な味に感動!見つけたら即買いをおすすめします。

取材・文/阿部純子、伊藤まさみ