ライフスタイル 約140万食も売れた機内食通販の次はコレだ!ANAビジネスクラスの機内食で妄想・空の旅

2020年12月に発売され、累計約140万食も売れたANAのエコノミークラス機内食(2022年1月時点)。ファンの声に応えて、今度はビジネスクラスの機内食が発売されました!

ビジネスクラス機内食は本来、そのチケットを手に入れた人だけが体験できる味。それを地上で食べられるなんて…と航空ファンの筆者は大興奮。その開発背景をANAに伺ったので、味も含めて詳しくレポートします!

限られた人しか食べられない味を地上で。「ANAビジネスクラス機内食」

ANAビジネスクラス機内食 ハンバーグステーキセット 10,000円(税込)

2021年11月に販売された「ANAビジネスクラス機内食 ハンバーグステーキセット」。エコノミークラスも含め機内食の外販を担当しているのは、ANAケータリングサービス外販事業部の原木大地さんです。エコノミークラス機内食は想像以上の売れ行きで、原木さんはSNSをチェックしている中で「ビジネスクラスの機内食も食べたい」というファンのリアルな声をキャッチ。お客様の声に応えようと約4ヶ月の開発期間を経て、ビジネスクラス機内食販売に至りました。

ANAケータリングサービス外販事業部の原木大地さん。

開発にあたっては、ビジネスクラスの上質な雰囲気を味わってもらうための工夫に注力。料理はビジネスクラスで実際に提供していた機内食をそのまま採用し、外装もビジネスクラス機内食だけの特別仕様に。

今回のセットのメインとなる「ANA オリジナルハンバーグステーキ」は、2019年冬に羽田―ロサンゼルスなど欧米路線で、そしてデザートの「フランボバニーユ」は2020年春に羽田―シドニー路線で提供したもの。

あくまでも参考価格ですが、もし2021年3月に羽田発ロサンゼルス行きをビジネスクラスで予約すると、筆者調べで片道料金は約45万円〜…!一般市民にはなかなか手の届かない金額だけれど、その席で食べる味を地上で体験できるのが今回の「ANAビジネスクラス機内食 ハンバーグステーキセット」なのです。

ビジネスクラスのイメージ。

とはいえ料金は2食で10,000円(税込)となかなかのお値段ですが、その理由はエコノミークラスよりもこだわったワンランク上の高品質な食材を使っているから。

特に「ANA オリジナルハンバーグステーキ」に使用している牛肉は国産で、かつメス牛の「チチカブ」という希少部位を混ぜ込んでいます。「チチカブ」は甘みのある脂が特徴となり、これを使用することでジューシー感がアップ!

ANA総料理長である清水誠さんは「地上のレストランに負けない、それを超える料理を提供する」という想いを強く持ち、ビジネスクラスのお客様へと提供するために上質な材料を厳選して料理を生み出しています。

ANAの国内線運航状況は感染状況によって右往左往し、国際線を自由に搭乗できる日まではまだ時間がかかりそうな状況。その一方で、機内食を自宅で楽しむファンの声は、大きな励みとなっていると原木さんは話します。

原木さん「皆様が自宅で機内食を楽しんでいるSNSの投稿を見ると、とても嬉しいです。起点は常にお客様。お客様の声を聞き、一緒に楽しみながらその声にさらに応えたいと思っています。海外旅行に行けない今だからこそ、高級感のあるビジネスクラスの味を、ANAのハンバーグをぜひ味わってみてください」

目を閉じれば空の上…?ビジネスクラスの高級感をおうちで体験

高級感のある箱に、「BUSINESS CLASS」のシール。

ここからは「ANAビジネスクラス機内食 ハンバーグステーキセット」を実食レポート!冷凍便で受け取り、ダンボールを開けると高級感のあるブラックのBOXがお目見え。中央には「BUSINESS CLASS」のシールが貼られていて、エコノミークラス機内食の詰め合わせとは一線を画する出で立ちです。

ハンバーグステーキ、マッシュポテト、付け合わせ野菜、ブレッド、デザートが各2つずつ。

中身はハンバーグステーキ、マッシュポテト、付け合わせ野菜、ブレッド、デザートが各2つずつ。二人前ですが、1食ずつ小分けされているので一人で2回に分けて食べることも可能。デザート以外は自分で温め、盛り付けを行います。

メインは凍ったまま湯煎。

事前準備として、デザートは食べる約4時間前に冷蔵庫に入れて解凍。そのほかは凍ったまま温め、メインは湯煎でハンバーグステーキとマッシュポテトが約20分加熱、付け合わせ野菜が約9分加熱が目安です。ブレッドはオーブントースターでそれぞれ約3分30秒〜4分30秒を目安に加熱。

素人でもきちんと盛り付けられました!

温め終わったら、いよいよ盛り付け!説明書にある「ハンバーグ盛り付けのコツ」を読みながら盛り付けるのですが、美しく盛り付けるのがなかなか難しい…!でも写真を参考にしてアスパラをクロスに飾り、納得の盛り付けができました。これをCAさんは空の上で、安全を守りながらやってくれてるのかと思うと感服です。欧米路線など飛行時間が長い便では、急速冷却された具材が機内に運ばれ、ビジネスクラスのお客様のためにCAさんが盛り付けするそうですよ。

希少部位「チチカブ」が混ぜ込まれた国産牛肉ハンバーグ。

ハンバーグステーキを食べて見ると、そのジューシーさに驚き!国産牛肉の旨味が詰まった贅沢な味わいで、一口食べれば市販の冷凍ハンバーグとは全く別物ということがわかります。たまねぎを黒くなるまでじっくりと炒め、香ばしく焼いた牛骨と牛すじ、香味野菜を加えて時間をかけてつくったデミグラスソースも絶品。

とってもジューシー。

目を閉じてあの広々としたビジネスクラスの座席で優雅に味わうことを妄想しながら、フォークとナイフで一切れずつ味わいました。筆者の頭の中では、羽田から離陸して、ロサンゼルスへと向かっている空の上で堪能。見た目以上にボリュームがあり、食べ応えも◎です。ロサンゼルスに到着したら、夕食は軽めで良いな…(妄想)。

香ばしい3種類のブレッド。

ブレッドはソフトフランスプレーン、ソフトフランスクルミ、セーグルの3種類。どれも冷凍とは思えないクオリティーで、ソフトフランスプレーンはANAオリジナルでブレンドしたこだわりの小麦を使用。外はカリッと香ばしく、中はモチっとした食感で、噛めば噛むほど小麦の甘みを感じます。機内食のパンは柔らかいイメージしかなかったのですが、ビジネスクラスだとこんなにも香ばしいパンが食べられるのか…!と驚きました。

一流ホテルレベルのデザート。

見た目にも可愛いデザート「フランボバニーユ」はANAペストリーシェフ相田紀昭さんの自信作。フランボワーズのジュレ、フランボワーズムース、バニラムースが重なり「甘酸っぱい×クリーミー」が絶妙なバランスの極上スイーツです。中心に隠れたピスタチオのビスキュイは味に高級感をプラス。「これを空の上で食べていたら、きっと紅茶を一緒に頼むんだろうな…、いや、スパークリングワインかな…」なんて妄想を広げながら、ビジネスクラスのスイーツを堪能しました。

☆☆☆

本来はそのチケットを購入しないと食べられない味を、地上で味わえる「ANAビジネスクラス機内食 ハンバーグステーキセット」。ANA公式ECサイト「ANA STORE/ANAショッピング A-style」もしくは 「ANA公式ギフトショップ楽天市場店」で購入可能です。これで予行練習はバッチリなので、次は実際に飛行機に乗り、あの優雅な空間でこの味を体験したい…という夢もできました。自分用としてはもちろん、大切な人へのプレゼントにもおすすめですよ。

・ANA STORE/ANAショッピング A-style
https://www.astyle.jp/top/CSfTop.jsp

取材・文/小浜みゆ