ライフスタイル 年末年始の食べ過ぎをリセット!ヨーグルト研究家に聞く「かんたん腸活ヨーグルトレシピ」

クリスマスにお正月とおいしいものラッシュに見舞われる年末年始。食べすぎてしまった……と体重計に乗るのが怖くなっているという人も多いのでは?こんな時期におすすめなのが、罪悪感なく食べられて腸活もできるヨーグルト。

年末年始の食べ過ぎをリセットするヨーグルトを使った簡単レシピを、ヨーグルト研究家の花映さんに教えていただきました。

〇ヨーグルト研究家・花映さんプロフィール

東京農業大学卒業。中学生の頃にヨーグルトの魅力に気付き「ヨーグルト専門店」を開くことが将来の夢に。大学卒業後、香料・色素メーカーに就職したが、夢の実現のため飲食業界に転職。会社員として働きながら日々ヨーグルトの研究を行い、月に 1、2 回「ヨーグルト専門店「Dear Mechnikov」を開いている。

ヨーグルトの魅力を発信している花映さんは、なんと週に3㎏のヨーグルトを食べるそうです!

「混同されがちですが、ビフィズス菌と乳酸菌は異なるものです。乳酸菌は糖を分解して乳酸を作り出しますが、ビフィズス菌は乳酸に加え短鎖脂肪酸を作り出します。ビフィズス菌は大腸、乳酸菌は小腸と、主に棲む場所も異なります。

ヨーグルトは乳酸菌のサーモフィラス菌とブルガリア菌を発酵させて作られますが、ビフィズス菌入りのヨーグルトはビフィズス菌も合わせて発酵していて、乳酸菌だけで作ったヨーグルトに比べて、整腸作用が高いことがわかっています。

すべてのヨーグルトにビフィズス菌が入っているわけではないので、ヨーグルトはビフィズス菌入りのものを使うのがポイントです」(花映さん)

おひとりさまにおすすめのヨーグルトレシピ

Suits womanの読者に向けて、簡単にできるおひとりさまにぴったりなヨーグルトレシピを花映さんに教えていただきました。

春菊のヨーグルトサラダ

<材料>

春菊 1/2束、ベーコン3枚(目安)、ヨーグルト大さじ2、オリーブオイル小さじ1、塩コショウ適量。

<作り方>

生の春菊を食べやすい大きさにカットし、炒めたベーコン、ヨーグルト、オリーブオイルと塩コショウ(ハーブソルトもGood)で和える。

「鍋に定番の春菊ですが、1袋買っても使い切れずに余らせてしまったときは、サラダにしていただくのがおすすめ。冬に旬を迎える春菊は、葉や茎が柔らかくなるのでサラダに適しています。

春菊にはビフィズス菌のエサとなる食物繊維はもちろん、体内でビタミンAに変換されて皮膚や粘膜の健康を保つβカロテン、美肌や風邪予防に重要なビタミンC、免疫力を高めたり、胃腸の働きを助けるペリルアルデヒドが含まれるため、ヨーグルトとの相乗効果が期待できる、まさに冬にピッタリの組み合わせです。

最近は、1年中手に入る食材になってきていますが、やはり旬のものはおいしく、栄養価も高いので、ぜひシーズンに味わっていただきたいです!」(花映さん)

普段はあまり生で食べない春菊ですが、やわらかい旬の時期だからこそ味わえるサラダです。ぜひお試しあれ。

おせちの残りも活用!冬にぴったりヨーグルトレシピ

冬の定番料理や、余ってしまったおせちなどにもヨーグルトは活用できます。ヨーグルトを活用したリセット腸活レシピで年末年始の食べ過ぎをリセットしましょう。

黒豆、栗きんとん+ヨーグルト

おせちの定番、黒豆や栗きんとんはヨーグルトをかけるだけで簡単に味変が可能になります。もともと甘味のある料理なのでヨーグルトとの相性も良く、おいしくいただくことができます。加えて、黒豆や栗には食物繊維が豊富に含まれているので腸活レシピにも。

「おせちに飽きた」「おせちが余ってしまった」というときにおすすめの簡単レシピです。

お雑煮+ヨーグルト

味噌をベースにしたお雑煮であれば、ヨーグルトとの相性も◎。お椀1杯のお雑煮にスプーン 1杯ほどのヨーグルトを入れるとまろやかな味わいとなります、具材にきのこ類を入れると腸活お雑煮にもなります。

白味噌ベースの関西風のお雑煮はもともと甘味があり、ヨーグルトを入れるとさらにまろやかな優しい味わいに変化します。普段のお味噌汁にもヨーグルトを活用してみましょう。

おでん、グラタン+ヨーグルト

寒い時期の定番メニューのおでんやグラタンもヨーグルトの活用で腸活レシピになります。

食物繊維が豊富な具材の多いおでんには、からしの代わりに「ヨーグルト ×味噌」、「ヨーグルト×柚子胡椒」をつけだれにすると腸活おでんになり、洋風な味わいを楽しむこともできます。

グラタンには、ホワイトソースの代わりに水切りヨーグルトを使うとヘルシーメニューになります。具材にはきのこ類やゆり根など食物繊維の多いものを選べば腸活グラタンに。

柚子胡椒とヨーグルトって本当に合うの?と思ってしまいますが、ピリ辛かつさわやかな味で、ドレッシングとしてもおすすめです。

水切りヨーグルトで代用してカロリーDOWN のヘルシーマリトッツォに

今では定番スイーツとなったマリトッツォですが、生クリームたっぷりのスイーツだけにカロリーが気になります。食べたいけれどガマン……しなくてもいいのが、生クリームの代わりに水切りヨーグルトを使うヘルシーなマリトッツォです。

「生クリームの魅力には抗いがたいものがありますが、罪悪感の元になるのも生クリーム。生クリームの味わいを保ちつつ、カロリーを控えたい方には、生クリームの代わりに水切りヨーグルトを使うことをおすすめします。水切りヨーグルトを使うことで、生クリームを泡立てる手間がなくなり、カロリーが抑えられるうえ、満足感はあるのに重くない仕上がりになります。

全粒粉の食物繊維が腸内細菌のエサになるので、全粒粉入りロールパンを使えば食物繊維とビフィズス菌入りヨーグルトで腸活にもなります。ビフィズス菌などの善玉菌がつくる短鎖脂肪酸にはダイエット効果も期待できます。満足感があるのにヘルシーな一挙両得なマリトッツォです」(花映さん)

満足感はあるのに罪悪感とカロリーDOWNの腸活ヘルシーマリトッツォ

<作り方>

1・ビフィズス菌入りヨーグルトをキッチンペーパーを敷いたザルにあけ、一晩水切りする。

水切りしたヨーグルトに好みでハチミツを加えてもOK。また、マシュマロ 3~4個を20 秒ほど電子レンジで加熱して水切りヨーグルトに混ぜて冷蔵庫で少し冷やすと、甘酸っぱくてプルンとしたクリームに。

2.全粒粉入りロールパンに切り込みを入れて、水切りヨーグルトをたっぷり挟み、ヘラなどで表面を整える。

甘いものが苦手という人にもおすすめできるさっぱりとした味わいです。

文/阿部純子