ライフスタイル マスターすれば節約料理の達人に…!鶏胸肉をしっとりさせる方法

安価でヘルシーな鶏胸肉は、節約料理にはもってこいの食材です。でも鶏胸肉をそのまま焼いたり煮たりすると、やや味気のない仕上がりになることも。そこで今回は、もも肉や牛肉にも劣らないジューシーでおいしい食材へと変化する方法をご紹介!筆者はこの方法で調理し、節約しつつ美味しい料理を楽しんでいます。ぜひ試してみてくださいね。

鶏胸肉をおいしくする方法① ブライン液に漬ける

ブライン液ってなに?

鶏胸肉を簡単においしくするテクニックの1つが、“ブライン液に漬ける”、というものです。

ブライン液は、水と塩と砂糖で作ります。塩と砂糖が肉のタンパク質を分解し、水分を閉じ込めて肉を柔らかくする仕組みです。

日本では驚きの液体として扱われることも多いブライン液ですが、欧米では肉を保存する一般的なテクニックのひとつ。多くの家庭の食卓で、ブライン液に漬けた肉が振る舞われています。

さて、そんなブライン液のレシピは下記のとおり。比率を間違えると鶏胸肉が硬くなる可能性があるため、分量を守りましょう。

・水 100ml
・砂糖 小さじ1.5
・塩 小さじ1

ブライン液に半日〜1晩漬けたあと、焼くも煮るも揚げるも自由!どう調理しても、しっとり柔らかいおいしさを保っています。

鶏胸肉をおいしくする方法②マヨネーズに漬ける

マヨネーズを胸肉に塗りたくろう!

マヨネーズを肉全体に塗り込み、1晩冷蔵庫で放置。翌日、味付けをして焼いたり煮たり揚げたりすれば、しっとりこってり&ジューシーな鶏胸肉に変身します。

マヨネーズに入っている酢が肉のタンパク質を分解するとともに、マヨネーズの油分が肉の水分が逃げるのを防いでいることから、実現する柔らかさです。

マヨネーズが下味になってうまみがたっぷりなのも嬉しいポイント。男性にも好まれるようなこってり系レシピを鶏胸肉で実現したい方は、ぜひ試してみてくださいね。

胸肉をおいしくする方法③片栗粉で調理をする

片栗粉をまぶして茹でるだけの簡単調理♪

片栗粉も鶏胸肉調理においておすすめです。鶏胸肉全体に片栗粉をまぶしてからお湯で茹でると、つるんと口ざわりの良い仕上がりになります。

表面に半透明の膜が。「水晶鶏」とも言われる調理方法です。

片栗粉には保水効果があり、加熱によって外に逃げようとする水分を肉の中に閉じ込めておくことが可能です。その結果、水分とうまみが鶏胸肉の中に残ったまま調理ができます。

ちなみに片栗粉+鶏胸肉の組み合わせで焼いたり煮たりしても、鶏胸肉のしっとり感はそれほど堪能できません。たっぷりの水分で茹でることが、片栗粉+鶏胸肉をおいしくするポイントです。

もし片栗粉を使って焼く・煮るをする場合は、ブライン液やマヨネーズに漬ける方法を組み合わせるのがおすすめ。表面は片栗粉によってぷりっとした食感、それなのに中はしっとり……という独特な味わいを楽しめます。

鶏胸肉をおいしくする方法④ 低温調理

ジューシーな低温調理肉は、オリーブオイルと塩をつけて食べるのがおすすめ

低温調理は最近流行りの低温調理器具がないとできない、なんてことはありません。低温調理はジップロックさえあればできます。

方法はとてもシンプル。炊飯器の中に80℃ほどのお湯を入れて、下味をつけた鶏胸肉をジップロックで密閉。そのままお湯が張られた炊飯器の中に落として保温で1時間放置をすればOKです。じっくりと火が通ることで、しっとりとした食感の鶏胸肉になります。

見た目からしっとりぷよぷよ

ただし注意をしてほしいのが、お湯の温度です。

鶏胸肉には毒をもった「カンピロバクター菌」や「サルモネラ菌」がいます。これらの菌類の死滅条件は、肉の中心部が75℃以上になるよう熱を加えて1分間以上加熱をする、というもの。

加熱できているように見えても、中心部が75℃以下にしかならない調理方法だと、菌類は死滅していません。低温調理をする場合は、お湯の温度には十分気をつけてください。

鶏胸肉をおいしくする方法⑤肉は繊維を断つように切る

難しいようで簡単です!

鶏胸肉は切り方も大切です。繊維を断つようにして切ることで鶏胸肉の歯応えが減り、柔らかな食感を楽しめます。

繊維の方向は鶏胸肉の形をハートにして捉えると、わかりやすいです。上の写真の赤い点線を見てください。ハートの頭にあたる2つに割れている部分は繊維が縦方向、頭より下、ハートのお尻のほうにかけては斜めに繊維が入っています。

よく鶏胸肉を観察すると細くて薄い筋が入っているのが確認できるはず。筋に対して垂直に切ることで、繊維を断てます。

鶏胸肉の調理を工夫しておいしく&節約!

鶏胸肉は調理方法次第で、しっとりとした食感のおいしい食材に変化します。美容やダイエットにも◎、さらにお財布にも優しい鶏胸肉を使い、ヘルシーでお得なメニューを楽しんでくださいね。

文/遠藤舞衣