13都県の「まん延防止等重点措置」の延長が決定しましたね…。用事などで街に出ることはあっても、これだけ感染拡大しているとやはり外出の頻度は控え気味。そこに雪が降ったりするもんだからなおさら引きこもりがちです。
家にいるなら、気分転換になるような初めてのことに挑戦したいな、とふと思い、流行りのクラフトコーラを作ってみることに! いろいろなレシピを見ると、意外と材料は少なめでもそれなりにコーラっぽくなることがわかったので、初回は家にあるスパイスを中心にトライしてみました。
まずは材料を揃えましょう!買うなら通販がおススメ
まずは材料を揃えましょう。下記は、筆者がいろいろなレシピを参考にして、家にあるもので作れて、なおかつスパイス好きなのでスパイス増しでアレンジしたものです。
【材料】
・無農薬レモン…2個(皮ごと使うため)
・クローブ(ホール)…5g
・カルダモン(ホール)…4g
・シナモンスティック…2本分
・ナツメグ…1gくらい
・バニラエッセンス
・水…400g
・三温糖…400g(350gでもいい)
全く手持ちのスパイスがない方は、今は買いに行くのが大変だったり、カルダモンのホ―ルはあまりスーパーに置いてなかったりもするので、上野の有名なスパイス専門店の通販で購入するのがおススメです。なんといってもめちゃくちゃスパイスが安いうえに、送料が良心的なのです。
商品自体は安くても、送料で600円とか書いてあると「えぇ~」となりますが、こちらはメール便対応なのがうれしいポイント。メール便1配送につき一律200円で送ってもらえるので、遠方の方でも安心です。
そして無農薬レモン。初回作ったときは、たまたま近くのスーパーに売っていたのですが、普段はあまり見かけません。いつも買えそうなのは高級スーパーだったりするので、今はメルカリで農家さんから直購入しています。1000円くらいで、宅配便コンパクトの箱にぎっしり入っているので、スライスして1回分ごとに冷凍保存しています。収穫してすぐ送ってくださるので、スーパーで買うより新鮮なレモンが手に入るのにも感動。お料理によくレモンを使うかた、クラフトコーラを作りまくりたいかたにはおススメです。
作り方はステップにするほどじゃないくらい簡単
材料が揃えば、実は終わったも同然。それぞれの材料をきちんとスケールで量って鍋に入れていきます。
砂糖は三温糖と書きましたが、茶色い砂糖のほうがコクがあるのと、見た目もコーラっぽくなるというだけなので、お好みの砂糖で大丈夫です。
筆者は家に余ってた、ブラウンココナッツシュガーを三温糖にブレンドしました。黒糖なんかでもおいしそう。使う砂糖の量が多いので、何をチョイスするかは味を左右する要素になります。
すべての材料を鍋に入れたら、水を加えて沸騰したら弱火で15分ほど煮ます。
そのあとは、粗熱が取れたらバニラエッセンスをぴょんぴょん振って、そのまま冷めるまで半日ほど放置。よりなじませるために、一晩寝かせる方もいらっしゃるようです。
あとは茶こしなどで濾したら、コーラシロップが完成です。炭酸を入れて飲んでみましょう!
ワ、コーラだ!お店で飲んだようなクラフトコーラの味(スパイス強め)がこんな簡単にできるとは…。
コーラシロップなので、お湯で割ってホットコーラにしてみたところ、これまたスパイスが香っておいしい! しかもスパイス多めなので、風邪かな?と思ったときに飲んだらよさそうにも感じました。
そんなに長時間煮込まないので、出来上がりのシロップはだいたい500mLくらい。5~6倍くらいの炭酸水(お湯、水)で割るのが甘すぎずおいしく感じられたので、1回分の材料でコーラ10杯くらい楽しむことができます。ラム酒を入れてラムコークにしてもおいしそうですね。
☆☆☆
一度、スパイスが揃ってしまえば、あとはレモンがあるときに量って15分煮るだけ、という簡単さで、本格的な味が楽しめるクラフトコーラづくり。
八角を入れてみたり、ブラックペッパーを入れてみたり、ちょこちょこスパイスを足したり、ゆずも入れてみたり、アレンジして作る楽しさにすっかりはまってしまいました。
クラフトコーラを販売するショップが増えたのに続き、成城石井や三ツ矢クラフトコーラなど、市販ドリンクでもまさに注目のクラフトコーラ。スパイスの味が好き!という方は、ぜひおうちで手軽につくってみませんか?
文/nenko