ライフスタイル 着るもの迷子なら服サブスク!高級ブランド服が楽しめる「AnotherADdress」はどう?

季節の変化、年齢による体型の変化、withコロナ時代の生活様式の変化…。自身も環境もめまぐるしく変わる中、何を着ればいいのかわからなくなりませんか? そんな方におすすめなのが、毎月の定額制(サブスク)で洋服をレンタルできるサービスです。

今回ご紹介する「AnotherADdress(アナザーアドレス)」は、大丸松坂屋百貨店が運営する洋服のレンタルサービス。サービスローンチ直後から人気が殺到し、入会制限があってなかなか登録できなかったのです。ようやく入会案内が回ってきて使ってみることができたので、レポートします。

何が着たいのかわからない!

「AnotherADdress」の特徴は?

ほかの洋服のレンタルサービスは、複数ブランドを持つメーカーが運営していたり、ブランドを幅広く扱っているところでも、ファッションビル系のブランドが中心です。

一方、「AnotherADdress」の最大の特徴は、百貨店ブランドからハイブランドまで、そうそうたるブランドが並んでいるということ。

国内ブランドなら「セオリーリュクス」「セルフォード」「アドーア」など、海外ブランドなら「マルニ」「イザベルマラン」「マックスマーラ」「メゾン マルジェラ」などなど、他にも高級ブランドがずらり。

今はプチプラでも、機能的でおしゃれな洋服が手に入る時代ですが、似たような服ばかり着ていて、ちょっと自分の服に飽きてきていた筆者。

いい生地を使っていたり、いい仕立てだったり、デザイン性があるような、もうちょっと「いい服」も久しぶりに着たいな~と思いはじめていた今日このごろ。

しかし、具体的にどういう服が着たいのか、どうなりたいのかが思い浮かばず、まさに「着たいもの迷子」。かといって「いい服」はお値段も高いので、ノリで買って若いころのように失敗したくないし…と悩ましい状態でした。

そこに「AnotherADdress」のLINEから入会案内がポロッと来たので、これだ!と思い立ったわけです。

登録にはLINEアカウントが必要

「AnotherADdress」の会員登録自体は無料です。連絡はすべてLINEで来るので、サイトのボタン誘導にしたがって「LINEアカウント連携」をします。

次にLINEで「AnotherADdress」を「友だち追加」をして、メールアドレスの登録をすると、会員登録が完了。

その後、入会案内のアナウンスがLINE経由でやってきます。サイトによると、今(2022年2月現在)入会した場合は2022年3月ごろの案内予定だそうです。

入会案内が来たら、有料プランの申し込みをします。

月額料金…11,800円(税込)
料金に含まれるもの
・レンタルチケット…3枚
・配送チケット…1枚(※)
・クリーニング…不要
・アイテム交換…可能

チケット1枚で1着の洋服が借りられます。足りない人は、1枚3,850円(※)で追加購入も可能。配送チケットは1枚で往復の配送分が含まれます。

つまり洋服を月に1回まとめて借りて返すぶんにはプラン料金内で済みますが、1枚ごとにバラバラのタイミングで借りる場合には、追加で配送チケット(1枚1,650円 ※)を購入する必要があります。

チケットは獲得月から11か月後まで有効期限があるので、月によって必要な枚数だけ借りて、メリハリをつけることも可能です。

※2022年3月1日に1周年リニューアルが予定されており
・配送チケットは「往復で1枚」だったのが「片道2枚」に変更
・オプションの追加レンタルチケットは1枚3,850円から4,400円に価格変更
・オプションのは配送チケットは往復1枚1,650円から片道1枚1,100円に価格変更
となるので、ご注意ください。

いざ洋服を選ぼう!人気ブランドは「待ち」も多し

ブランド軸、アイテム軸、シーン軸など、いろいろな切り口で服を探すことができます。

気に入ったアイテムはお気にいりのブックマークをしたり、レンタル中だった場合は返却時にLINE経由でレンタル可能の通知をもらう設定をしておけるなど、見づらいインターフェースに慣れれば、きめ細かくフォローがされる親切設計です。

ざっとみた印象は「メゾン マルジェラ」や「マルニ」など、広い世代に人気のデザイナーズブランドは、アイテムによって500人くらいにブックマークされているものも。LINEでレンタル可能の通知が来ても、ページを開くとすでに借りられていることがほとんど。おそらくアイテムの幅は広くそろえられていますが、1アイテムの奥行きは1点とか2点とか、そんなに用意されていないのだと思います。

このキャプチャをしたタイミングでは、「メゾン マルジェラ」のアイテムは36点あるうち、すぐ借りられる状態だったのは真夏のアイテム3点のみでした。

「あのブランドのアレが借りたい!」とピンポイント狙っている場合は、人気ブランドだと争奪戦が激しそうなのですが、筆者のように「今、借りられるものの中からいい服ないかな~」とゆるく探すスタンスであれば、さすが一流ブランドばかりなので、素敵なアイテムが見つかります。

今すぐ活躍しそうなアイテムを考え、3点選んでオーダーしてみました。

服が到着!結果、大満足でした

この時はオーダーしてから2日後に到着。あらかじめLINEでもお届け日時の案内が来ていたので、待つ不安などはありません。

「Another ADdress」のロゴ入り箱を開けると、ショップでお買い物をしたときのようにペーパーで包まれた洋服とご対面!

ほかに返却時に段ボールを留めるテープや貼付する返却用シールがついてくるので、箱と一緒に返すときまで保管しておきます。

今回オーダーしたのはこの3点!手持ちの服は無地が多いので、せっかく借りるなら柄物、と思ったら、なぜかチェック柄づくしになってしまいました。

まずこちら!「セオリーリュクス」のチェック柄テーパードパンツ(参考価格 36,000円 税抜)。「セオリー」といえば美脚パンツに定評があるブランド、その日本独自のエクスクルーシブラインですから、履き心地が悪いわけはありません。

極細糸のなめらかなウール地にストレッチが効いて、動きやすくあたたかい。パンツのチェック柄は、サイドのはぎのところでもきちんと柄合わせされていて、まさに「仕立てのいい服」です。トップスにユニクロのキャメル色のニットを合わせたら、大人のオフィスカジュアルっぽいコーディネートになりました。

こちらは「マッキントッシュ ロンドン」の千鳥格子プリントワンピース(参考価格 60,000円 税抜)です。今まであまりストンとしたワンピースを着る機会がなかったので、ちょっとトライしてみようかなと思った1枚。下にパンツやスカートを重ねても着やすく、想像していたより着回しがききました。また、襟元はシャツスタイルなので、ゆるいシルエットのわりに、きちんと感が出るのも、オンライン取材時にお役立ちでした。

最後の1点はチャレンジアイテムとして「MSGM」のチェック柄キルティングシャツ(参考価格 68,000円 税抜)。若い人に人気のストリートモード感のある「MSGM」ですが、唯一持っているパンツの履き心地がよかったので、他のアイテムも着てみたかったのです。

こちらは暖かかったものの、キルティング素材にハリがあるため、筆者がトップスとして着るとたくましく見えるような…。春先に軽いアウターとして、前開きで着たほうが活用できたような気がしました。

というように、1か月の間に3つのアイテムを、ああでもないこうでもないと楽しく着倒し、レンタル期間終了が近づいてきたので返却することに。

返却するときは、まずサイトからら返却申し込みをし、①自宅集荷、②コンビニ(ファミリーマート・ローソン)持ち込み、 ③ヤマト運輸営業所持ち込みの3つの方法から選べます。

今回はローソンの「スマリボックス」を利用して返却することにしました(※ローソンはスマリボックス設置店舗のみ対応可能)。

サイトから取得したQRコードをローソンに設置された「スマリボックス」にかざすと、ラベルが印刷されるので、それを箱に貼り付け、「スマリボックス」の中に荷物を納めれば、あっという間に返却完了です。

自宅集荷だとスケジュールが変わったときに対応できないので、24時間自分のよきタイミング返却できるコンビニ持ち込みが、筆者には合っていました。

返却日が近づいてきたときのアナウンスや、無事に返却が完了したお知らせなども、すべてLINEで逐一連絡がくるので、ばたばたしていてもきちんと返却できたのがよかった!

返却し終わったあとはアイテムごとに評価をつけられるので、感謝の気持ちをこめて書いてみることに。ついついファッション誌の編集やアパレルカタログ制作の経験を生かして、ディテールにも及ぶ本気のレビューをしそうになりましたが、ふつうの一般ユーザーなのにヤラセ臭が漂いそうだったので、無難にさらっと書きました。

☆☆☆

こんな風に、ちょっといいお洋服が借りられるレンタルサービス「AnotherADdress」は、筆者のように「着たいもの迷子」の方にはぜひおススメしたい! これからもずっと着たいというほど気に入ったお洋服があったら、新品か中古かによって価格が変わりますが、買い取りもできるので、失敗することがありません。

また、憧れのブランドや知らなかったブランドとの出会い、敬遠していたデザインに挑戦できるのも醍醐味。いろいろなアイテムにチャレンジして、自分が目指したいファッションスタイルが定まるといいなと思っています。

人数制限のため、思い立ってすぐに入会できないのがネックですが、気になった方はぜひ一度、登録を!(登録しても、有料プランの入会をするまではお金はかかりません)

・AnotherADdress
https://www.anotheraddress.jp/

取材・文/nenko