ライフスタイル 「バツイチになりたくて」離婚前提で結婚した32歳女性の後悔【後編】

都内のIT関連会社に勤務する萌美さん(仮名・33歳)は、「結婚はセルフブランディングの一環で、バツイチになりたい」と、10歳年上の公務員の男性と、「バツイチになるための入籍」をしたが、大きな誤算があった。相手の執着と愛情が暴走したのだ。

 【これまでの経緯は前編で】

 「どうしても会って欲しい」と言われる

相手の男性は、初めて交際した彼女の望みを叶えたいという思いで、入籍をしたそう。しかし…。

「最初は離婚前提の結婚を理解してくれていたのですが、“入籍したんだから、萌美は俺のモノ”という感じに変わっていったんだと思います。入籍すると“家族になったぞスイッチ”みたいなものが入るみたいな。そこでその男性は“俺も一人で生きていきたい”と言っていたのに、‟一緒に住もう、欲しいものは何でも買うから”などと言ってくるようになりました。言われれば言われるほどムリになってきて、最後はほぼ無視していたんです」

その後、男性はストーカー化。間に弁護士と親に入ってもらい、無事離婚が成立した。

「怖いのと後悔とで、そのころの記憶がないんですよ。相手の男性に申し訳ない気持ちがいっぱいで、慰謝料として100万円を支払いました。ただ、ここで言えるのは、夫婦間のトラブルは、弁護士さんに入ってもらうのが大事だということ」

両親からは呆れられたが、父は「いい経験になったんじゃないの」と言ってくれたという。

「父はコンサバな人なので、なんとなく“戸籍に傷がつく”などと言われて、もっとこっぴどく怒られると思ったんですが、意外とドライでした。ただ、男性を自分勝手な考え方で傷つけたことは、心に留めて置くようにと言われたんです」

そしてその後、母から連絡があり、「お父さんはああ言ったけれど、あなたの提案に乗った相手も相手よ。気にすることない。恋愛は2人の合意ですることだから」と言ってくれたという。

バツイチになったら、ホントにモテるのか

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