ライフスタイル ボルドーワインをガストロノミックに楽しむ方法Vol.1~ 白と和食のマリアージュがいい!?

秋の夜長と申しますが、ワインを楽しむのにふさわしい季節がやってきました。ワインといえば本場フランスのボルドーがっとに有名ですが、ちょっと近寄りがたい雰囲気もありますよね。そこで「Welcome  to Bordeaux House〜新たなライフスタイルのご提案」(ボルドーワイン委員会主催)セミナーでボルドーワインの楽しみ方を聞いて来ました。

ボルドーワインをカジュアルに!(提供)CIVB

料理との“マリアージュ”にルールはない

お料理との組み合わせが楽しめるのがワインの魅力。食事とワインの組み合わせ。これをフランス語で結婚を意味する「マリアージュ」といいますが、日本食とボルドーワインのマリアージュなんて可能なのでしょうか?ボルドーワインといえばやっぱりお肉とかチーズとか、味のこってりしたものいっしょに……というイメージがありますよね。

ところがこれは思い込みだったようです……。ボルドーのワイナリー「モン・ペラ」(Mont-Pérat)のジェネラル・マネージャー、バサリーヌ・デスパーニュさんはこう語ります。

「和食にはとても豊かなバリエーションがありますが、ボルドーワインのバリエーションも豊富。ですから、お料理とワインをさまざまに組み合わせて楽しむことができます。マリアージュに規則はありません。あえて言えば、“規則がない”ことが規則。固定観念を脱して、さまざまな組み合わせに挑戦し、おいしいマリアージュを発見していただきたいと思います」

漫画『神の雫』に登場するワイナリーとしても有名なMont-Pératのジェネラル・マネージャー、バサリーヌ・デスパーニュさん。日本でも手に入りやすい。

ボルドー白と和食の意外なマリアージュ

「モン・ペラ」のバサリーヌさんが提案してくれたマリアージュは、意外なことに白ワインと「蕎麦」と「柿なます」です。

ボルドーというと赤のイメージが強烈ですが、実は1970年代までボルドーでは白ワインのほうが多く生産されていたそうです。現在では赤のほうがはるかに多く生産されていますが、白の伝統もしっかり受け継がれています。日本でも年間200万本のボルドー白ワインが消費されているのです。

まず「辛口白ワインと蕎麦」の組み合わせ。白ワイン用のぶどう品種「ソーヴィニヨン・ブラン」と「セミヨン」が主に使用されています。

「ソーヴィニヨン・ブランはぶどう自身が持っているエキゾチックな香りを楽しめますが、セミヨンを合わせることで、まったりとした重厚感が加わります。熟成に使っている樽の木のスモーキーな香りも特徴です。その香りが蕎麦を食べる前と食べた後で微妙に変化するのが感じられると思います。お料理と合わせるときはぜひ、香りのビフォー・アフターをお楽しみください。また蕎麦についているワサビにはセミヨンを引き立てる効果もあります」(バサリーヌさん)

蕎麦と合わせたボルドーは「シャトー・モン・ペラ・ブラン2015」。ちなみに2015年は当たり年だそうです。

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