ライフスタイル 北欧デザインの巨匠アルネ・ヤコブセンの未発表作品が!!その意外な内容とは……!?

デンマークを代表する建築&インテリアデザイナーであり、国内にもファンが多いアルネ・ヤコブセン。その知られざる作品やルーツを孫のトビアス・ヤコブセン氏が解説してくれるという貴重なトークショーが、大阪の池田市で開催されました。

有名なアントチェアやセブンチェアといったデンマーク家具をはじめ、テーブルや食器、照明まで様々な作品を手掛けるアルネ・ヤコブセン氏は、機能性を徹底的に追求したモダンなデザインで知られ、20世紀で最も影響力のあるデザイナーとも言われています。

祖父の作品やそのルーツ、そして自身の活動を紹介する孫のトビアス・ヤコブセンさん。

北欧デザインの巨匠として知られるアルネ・ヤコブセン氏。

北欧デザインの巨匠、あるいはデンマークデザインの父とも呼ばれるアルネ・ヤコブセン氏のトークショーがなぜ池田市で開催されたかというと、その理由は世界でたった1つしかないヤコブセン作品の専門店「HOUSE OF TOBIAS JACOBSEN」があるから。そのプロデュースを手掛けたのが孫のトビアスさんで、自身もプロダクトデザイナーとして活動し、もう1つの仕事としてお祖父様が創り出した様々な作品を管理する仕事しています。

トークショーでは、祖父がこれまで手掛けてきた作品を紹介するだけでなく、建築物を保存したり、インテリア作品を現代風に復刻したりするトビアスさんの活動についてもあわせて紹介されました。

オリジナルのドロップチェア。

復刻されたドロップチェアは素材や色合いが現代風に。

トークショーの椅子もなにげにセブンチェア。

アルネ・ヤコブセン氏が手掛けた作品は数多く、デンマークにあるオーフス市庁舎やオックスフォード大学などがあり、デンマーク初の高層ビルであるSASロイヤルホテルは建物の設計から内装はもちろん、ドアノブや水道の蛇口まで全てをトータルにデザインされています。

そのいずれもが50年以上前とは思えないほど先進的なアイデアにあふれていて、たとえば今では珍しくはないスピーカーを透明なボードにはめ込み、壁と一体化して見せるといったこともしています。なかでも大事にしていたのが光と影のバランスで、「機能性とあわせて空間全体が独特の世界観で統一されている」とトビアスさんは説明します。

アルネ・ヤコブセン作品は建物だけでなく庭も含めて全体が調和するデザインになっています。

オックスフォード大学の学食は部屋全体に音が回り込むよう設計されています。

壁にスピーカーを見えるようにデザインすることで音と光に一体感がもたらされています。

SASロイヤルホテルの設計当時の内装写真。

アルネ・ヤコブセンの未発表作品は……!?

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