ライフスタイル 【洗濯乾燥機】ドラム式とタテ型 どちらがいいの?MIWAさん(34歳・会社員)

長年使っていた洗濯機(タテ型)の調子が良くありません。完全に故障する前に買い換えようと思うのですが、問題はタイプ。新しくドラム式にするか、それとも使い慣れたタテ型にするか、悩んでいます。どちらがオススメでしょうか?

A一般的に、ドラム式とタテ型では特性が異なります。それを知ることが大切です。

ドラム式か? タテ型か? 洗濯機を選ぶ場合、最大の問題といっても過言ではないのが、このタイプの違いです。この2つのタイプ、一般的には特性が異なります。

ドラム式は、ほぼ横置きしたドラム型の洗濯槽を回転させ、衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」やドラムが小刻みに反転する「もみ洗い」が基本です。 洗濯に必要な水量は少なく、節水も期待できます。また衣類同士が絡むことも少ないので、衣類が傷みにくいという特徴もあります。 パナソニックの『ななめドラム洗濯乾燥機』NA-VXシリーズ(写真1)はドラムを真横ではなく斜めに配置するという独自方式で、サイズのコンパクト化を実現。その上、高密度の泡で汚れを落とす「泡洗浄」機能(写真2)により、洗浄能力を高めました。

写真01_NA-VX9300L-W(写真1)『ななめドラム洗濯乾燥機』NA-VXシリーズ

写真02(写真2)「泡洗浄」機能

タテ型は水をたっぷり溜めて、中で水を回転させ、その水流の力で汚れを落とします。洗浄能力が高く、頑固な汚れも落としやすいのが特徴です。しかし水を多く使うし、衣類もシワになりやすいという課題もあります。 日立の縦型の洗濯乾燥機『ビートウォッシュ』(写真3)は特殊な形状をした「S字ビートウィング」(写真4)により、タテ型なのにたたき洗いを実現。衣類にやさしい洗濯を可能にしました。また洗濯に使用する水をポンプで吸い上げ、上部からシャワーで吹き付けるという「循環ワイドシャワー」機能(写真5)を搭載することで、洗浄能力を高めながらも大幅な節水も可能にしています。

写真03(写真3)『ビートウォッシュ』

写真04(写真4)「S字ビートウィング」

写真05(写真5)「循環ワイドシャワー」機能

また、最近の洗濯機では乾燥機能も見逃せません。ドラム式は乾燥時にも衣類にやさしいため、比較的ふんわりと、しかも短時間で乾燥できるという特徴があります。 一方、タテ型も乾燥機能の搭載が常識となってきました。しかし、時間がかかりやすく電力消費も高いという傾向はあります。

こうした特徴を考えると、仕事などで帰宅が遅く、洗濯は帰ってから、そして乾燥機もしっかりと使いたいという人にはドラム式が第一の候補。また、泥汚れの多いスポーツをよくなさる方や比較的衣類が汚れやすい仕事の方、さらに乾燥よりも洗浄に重点を置く方にはタテ型をオススメします。

もうひとつ重要なのが、洗濯物の出し入れのしやすさです。ドラム式、タテ型、どちらを選ぶ時も、洗濯槽の底に手が届くのか? 届く場合でも両手が届くか? を確認しましょう。濡れた衣類は重くなります。高性能な洗濯機で頑固な汚れは落とせても、出し入れで体力を使ってしまっては負担になります。自分に合った洗濯機を選び、衣類も気持ちもクリーンに保ちたいものです。

答えてくれた人

中沢雄二(なかざわ ゆうじ) AV・家電ライター

雑誌記者として物作り、開発の現場を多数・多方面で取材。家電、自動車、IT、食品などジャンルを問わず、様々な商品や現象を中心に「人の生活を変えるかもしれない」という視点に立ち、記者としての好奇心を養ってきた。現在はビジネス情報誌、週刊誌、アウトドア情報誌、物系雑誌、女性ファッション誌でも執筆。