長らくキャッシュレス後進国といわれた日本。しかしQRコード決済アプリの台頭や、昨年施行されたキャッシュレス決済によるポイント還元制度もあり、徐々にキャッシュレスの文化が根付いてきたように感じます。また昨今は新型コロナウイルス感染予防のため、誰が触ったか分からない現金決済を避ける人も増えましたが、 キャッシュレス決済によるポイント還元は6月末に終了してしまいました。
手に入るまで約1か月!最大の難関はマイナンバーカードの取得
しかし政府では、次なる施策として「マイナポイント事業」を7月からスタートさせています。こちらはマイナンバーカードとキャッシュレス決済サービスを紐づけることで、支払い金額の25%分となる最大5,000円分のポイントが付与されます。キャッシュレス決済の促進に加え、マイナンバーカードの保有を促進することが目的です。
つまり「マイナポイント事業」の恩恵を享受するためにまず必要なのは、マイナンバーカードの取得。取得するためにはマインバーの通知カードと一緒に送られてきた「個人番号カード交付申請書」に必要事項を記載して郵送する、もしくはスマホやパソコンからオンライン上で申請することも可能です。さらに交付されるまでは約1か月かかり、交付の通知が届いたらカードを指定機関へ取りに行く必要もあります。マイナンバーカードがない場合、マイナポイントを取得するためにはここまでの作業が一番大変なのは間違いないでしょう。ちなみにマイナンバーカードを取得した際に利用者証明用の暗証番号を設定しますが、こちらはマイナポイント取得のときに必要なので忘れずに保管してください。

マイナポイントの申請はスマホのアプリがかなり便利です!
マイナンバーカードが取得できたら、次はいよいよマイナポイント取得の手続きに必要な、マイナポイントの予約を行ないます。こちらはスマートフォンのアプリかパソコン、もしくは市区町村の窓口か携帯ショップ、コンビニのマルチコピー機、郵便局などでも可能ですが、今回は身近なスマホアプリでチャレンジ。まずは公式の「マイナポイント」のアプリをダウンロードしましょう。