ライフスタイル 感じたことをシェアすれば、もっとアートが好きになる!美術鑑賞アプリ「PINTOR」で見えた、デジタル時代のアート鑑賞

芸術の秋ですが、今年は新型コロナウイルスによって美術館へなかなか足を運べません。しかしそんな時こそ、スマホアプリを活用しない手はありませんよね。そこで今回ご紹介するのは、9月15日にグランドローンチされた美術鑑賞アプリ「PINTOR」。AIの技術によってアプリ画像でも高画質化を実現した、約20万のアート作品を鑑賞することができます。

ローンチの前日にはメディアプレゼンテーションが開催され、PINTORの代表取締役社長・高橋大地さんと美術系YouTuber・いとはるさんが登壇。それぞれの立場で、デジタル時代のアート鑑賞について語り合いました。

PINTORの代表取締役社長・高橋大地さんと美術系YouTuber・いとはるさん 。

美術館にいても、意外と絵を眺めている時間は少ない!?

まず「PINTOR」が既存の美術系アプリと大きく違うのは、アートを観た感想やレビューなどを投稿し、ほかのユーザーとシェアできる点。アプリ立ち上げる前に高橋さんは美術館で絵を鑑賞している人を注意深く観察した結果、あることに気づいたといいます。

「皆さん、意外に絵を観ている時間が少ないんです。それよりも作品の解説文を読んでいたり、一緒にいる人と絵の感想を話し合っている。その時に、実は絵そのものをじっくり鑑賞するよりも、それ以外の部分に楽しさを感じている人が多いのではないか?そう思いました」

しかし当時は国内外で探してみても、美術作品の感想をシェアできるツールはなかったそう。だったら自分で“食べログのアート版”みたいなアプリを立ち上げれば、大きなチャンスになるのでは?これがPINTOR誕生のキッカケになったといいます。

レビューは長文ではなく、一言だけでもOKです。

一方、美術系YouTuber・いとはるさんはPINTORの趣旨に賛同し、アドバイザーとしてアプリに参加しています。いとはるさん自身もアートを通じて人とつながるコミュニティーを主催しており、そこで感じたのは「同じ作品でも人によって見方が全然違う」ということだったそうです。

「例えば、絵の中の表情に着目する人もいれば、構図や社会的背景、物語に想いを馳せている人もいます。それぞれの違いを共有しあうことで、新しい価値観の発見ができる。それはアートだけではなく、ビジネスや人間関係にも活きていくのではないでしょうか?」

同じ絵でも人によって見方はさまざま。1人でただ絵を鑑賞するだけでは、自分だけの見方しかできません。でもPINTORのようなツールでほかの人と感想や見方をシェアできれば、さらに絵を鑑賞する楽しみを増やすことができます。

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