ライフスタイル 親との関係を相談したNPO職員が、母親にその内容を話してしまった晴美さん(仮名・29歳・IT関連会社勤務)

A本件の場合、守秘義務違反の罰則は、そのNPO団体の規則やマニュアル等によると考えられます。

弁護士・柳原桑子先生が、堅実女子の相談に応える連載です。今回の相談者は晴美さん(仮名・29歳・IT関連会社勤務)。

「先日、ある女性支援NPOの相談窓口に行きました。私はずっと、母の強い支配の結果による、自傷、愛着障害、摂食障害など様々な症状に悩んでいます。

今回、恋人からプロポーズされ、過去の自分を何とかしたいと思いました。『秘密は守ります』と書いてあったので、さまざまなことを相談したのです。

しかし、その相談員の方が、私の母親の友人。母から私のことをよく聞いており、変わった苗字ということもあり、母に連絡し、私の相談内容を母に伝えてしまいました。これにより、ただでさえ大変な親子関係がますますこじれてしまったのです。

NPO団体の代表に苦情を言い、恋人にも相談して市役所に苦情を出しました。団体に経緯を説明してほしいと言ったのですが、『本人は言っていないと言っています』の一点張り。何度も苦情を言ったら、その相談員の方が退職してしまいました。

この場合、私はどのようにアプローチすればよかったのでしょうか。

そもそも守秘義務とはだれが決めた約束で、これを破ってしまったらどのような罰則が科せられるのでしょうか。

またこのような無料相談の場合、守秘義務がカバーする範囲は、一般的にどこまでなのでしょうか」

弁護士・柳原桑子先生のアンサーは……!?

1 2