弁護士・柳原桑子先生が、堅実女子の相談にお答えする連載です。
本日の相談者は、山田美琴さん(仮名・29歳・派遣社員)。
「最近、友達と飲みに行けるような時代の雰囲気にもなり、久しぶりにナンパで有名な銀座の通りに行ったんです。以前ほどではないものの、相変わらずたくさんの男性から声をかけられて、私と友達2人はかなりいい感じで楽しく飲み、2軒くらいハシゴしました。
3~4軒目くらいまでは記憶があるのですが、気が付けば1人になっていて、あるバーで細マッチョなイケメンの男性と飲んでいました。めちゃくちゃタイプだったので警戒心も弱くなっていたのか、酔っていたのか……。
その男性は、お酒を飲ませるのが上手い人で、つい飲みすぎてしまい、気が付けば記憶がなくなっていて、ホテルで関係を持っていました。
いくらタイプの男性とは言え、関係を持つのと飲むとでは話は別。そんなことをしたくありませんでした。
私はお酒が強く、今まで飲みすぎても意識がなくなることはなかったし、きっと何か薬とかを入れられたのではないかと思っています。
関係の途中で気が付き、やめてほしいと思って拒否したのですが、押さえつけられて抵抗できませんでした。
そこから記憶が途切れてしまい、朝起きたら相手の男性は隣にいないし、体もかなり痛いし、猛烈な吐き気もありました。
冷静に考えると、私はナンパされた男性とお酒を飲み、薬を盛られて、合意なく肉体関係になっていた……これって、レイプというか、この場合はデートレイプされたということですよね!?
相手の男性は、バーの常連のようでした。連絡先も持っています。
あれから1週間、私はどうすればよかったのでしょうか。後悔と悔しさがこみあげてきて、夜も眠れません」
弁護士・柳原桑子先生のアンサーは……?