ライフスタイル 【法律相談】「私のほうが妻にふさわしい」略奪婚のためにSNSで匂わせ投稿をしたいけれど、作戦としてはアリ?ナシ?田所愛華さん(仮名・39歳・派遣社員)

法的には、婚姻関係にある者と交際するということは、その配偶者を傷つけることになると考えるのです。

不倫は法的に保護されませんので、不倫をし、かつ相手の婚姻を解消させようとすることについて、支持するような法的アドバイスはありません。

仮に、あなたの交際相手が不仲のようであっても、同居しているわけですし、本当のところどうであるかはわかりません。

あなたが計画しているように、彼ら夫婦を離婚させるための策略を実行した場合、あなたとの不倫が奥さんに発覚すれば、あなたは奥さんから慰謝料を請求される立場です。

その結果、ふたりが離婚してしまえば、なおさら慰謝料額は上がります。

その後、彼があなたと婚姻したとして、幸せが保障されているものでもないのです。そもそも、その彼はあなたと不倫した人ですから、また他の女性と不倫をする可能性もあります。

あるいは、彼は奥さんと離婚せず、婚姻を継続し、あなたとは別れる可能性もあるのです。

最悪のケースとしては、不倫において感情論から暴力的な事件に発展したり、社会的な制裁が加えられることもあります。

冷静に考え、行動することが大切です。

不倫相手が離婚すると、慰謝料額は上がる傾向がある。

賢人のまとめ

冷静に考えて、行動することが社会人生活を継続する上で大切なのだと感じます。

1 2

賢人プロフィール

法律の賢人柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/