ライフスタイル 【法律相談】既婚者詐欺に遭いました…マッチングアプリで「安全な出会い」をする方法はあるの?伊藤陽菜さん(仮名・28歳・派遣社員)

男女交際における安全性の確保は、出会いの方法から慎重になるにこしたことはありません。

しかし、マッチングアプリで出会いを求めている場合、お互いにバックグラウンドも共有せず、見ず知らずの人との出会いをセッティングされています。

したがって、安全性の担保は基本的に自己責任のみで、無いに等しいのではないかと考えられます。

しかし、何かあったときのために自衛するというのは、対面で会わないのが一番の方法です。今の出会いの方法で既に不安を感じているのであれば、その方法自体を見直した方が安全面では確保できるはず。

「メールの履歴を残す、外出先を家族に伝える」などという観点もありますが、これは何かあった後の責任追及のための対処法にしかなりません。「何かあったときの自衛」というのは、そういうことではなく、あなたが傷つくのを避けることを優先して、行動することではないでしょうか。

自分はネットでの出会いに慣れていない、人を見る目がない、情報を効率的に分析できない、人を信じやすいと思う人は、敢えてマッチングアプリを使わずに、別の方法を検討するのが良いかもしれません。

互いのバックグラウンドを知らない同士が出会うのだから、悪意がある人がいれば事故につながる場合も。

賢人のまとめ

学歴、結婚歴、職業……自分の背景にいくらでも嘘をつける、ネットの出会いに“完全なる安心”はありません。信頼性が高い出会いの方法を模索してはいかがでしょうか。

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賢人プロフィール

法律の賢人柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/