ライフスタイル 【法律相談】死んだ兄に私を重ね、過干渉しすぎる母に人生を潰された……。損害賠償請求をしたい鈴木珠子さん(仮名・32歳・派遣社員)

弁護士・柳原桑子先生が、堅実女子のお悩みに答える連載です。今回の相談者は、鈴木珠子さん(仮名・32歳・派遣社員)です。

「問題と言うのは、母親との関係についてです。うちは兄が幼いころに病気で亡くなっており、父は仕事が忙しくほとんど家にいなかったので、母の愛情が私に集中するような環境で育ちました。

”お兄ちゃんが天国から応援している”などと言い、やりたくない習い事をさせられたり、小学校受験に失敗してからは、中学受験もさせられ……名門中学校に合格できなかったことで、母は『死んでやる』と家を出ていってしまったこともありました。

私が母の意に沿わないことをすると、大げさに泣いたり、自殺未遂をしたり、うつ病の診断を受けたことを当てつけのように言ってみたり……数え上げたらきりがありません。幼い頃は母の顔色だけをみて、生きてきた感じです。

私はアートが好きで、勉強は苦手だったので、母の希望する…というか”お兄ちゃんが生きていたら入るであろう”名門大学に落ちました。

父に相談して、デザイン系の専門学校に進学したのですが、その時から母は憑き物が落ちたように保護猫ボランティア活動に凝りだし、私のことは放り出すようになりました。それから私はうつ、パニック障害、摂食障害、恋愛依存などに悩んでいます。

私がいると、猫を当てつけのように抱きしめたり、”猫は裏切らなくていいわね~”などと言ったりします。

デザインの専門学校は中退してしまい、今も実家に住んでいるのですが、人ともうまく付き合うことができず、仕事が続きません。今はなんとか、人と話さなくてすむ職場でアルバイトをしていますが、ホントに毎日がつらい。

私がこんな人生になってしまったのは、母のせいだ!と怒りのあまり眠れないこともあります。

母は私から幸せな人生を奪いました。無関心だった父親も同罪です。人生に全く希望がありません。損害賠償を請求することはできるのでしょうか」

柳原桑子先生のアンサーは次のページへ

1 2