ライフスタイル 7歳年下の彼に、自然妊娠が望めないから婚約破棄をされました。慰謝料請求がしたいです。

式場の予約をし、結納もしたので、婚約は成立していたものと考えられます。

彼が婚約の解消の理由をきちんと述べていない状態であれば、あなたからすれば、正当な理由がない婚約破棄ですので、慰謝料の請求ができます。

相談の内容を察するに、彼が「慰謝料を支払ってでも結婚はしない」という気持ちが強いならば、請求に応じる可能性はあります。

慰謝料というのは、特に額に決まりはありません。まずは、あなたの気持ちのままに金額をぶつけてみて、そこから示談することも可能性としてはあります。

しかし、彼が「婚約を解消したいけれども慰謝料は支払いたくない」と思っているならば、あなたと夫婦になっても、自然妊娠が望めないということが理由だと述べてくるかもしれません。その場合、その理由が婚約破棄の正当理由になるかどうかは事案によります。

子供を作ることに重きをおいておらず、夫婦だけの生活で満足であるというカップルにおいては、正当理由にはなりません。しかし、交際中に将来の希望として子供が欲しいのだということを話し合っていたなど、子供が欲しいということが結婚における大きな要素だった2人であれば、そこが婚姻の重要な要素として正当理由になる可能性があります。

正当理由がない婚約破棄については、慰謝料を請求できることになりますが、交際の期間や婚約破棄の事情など具体的事案により金額は異なります。一般的に婚約破棄の場合は、離婚により慰謝料を請求する場合に比べると低額となるケースが多いです。

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賢人のまとめ

式場の予約をし、結納もしたので、婚約は成立していたものと考えられるので、慰謝料請求できる可能性大。

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賢人プロフィール

法律の賢人柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/