ライフスタイル 自宅をAV撮影会場として貸し出していた夫と別居し、慰謝料請求がしたいさやかさん(34歳・メーカー勤務)

自宅がAV撮影会場として貸し出されていたので、別居したい。この状況に対して、柳原桑子先生のアンサーは以下!

「まずこの相談の前提として、あなたは夫との関係をどうしたいのかについて、考えをまとめてみてください。これからも結婚生活を続けることを前提とした夫婦げんかなのか、それともいずれは離婚したいのか……。

自分と価値観と常識が合わない夫と結婚生活を続けるかどうかを決めてから、問題解決の方法を考えるべきです。

この件が、婚姻関係の継続が前提の夫婦げんかなら、引っ越し代も損害賠償の話も、全て夫婦で話し合いをしてくださいということになります。

一方で、この相談にあるような事情を理由として離婚をしたいなら、夫が離婚を承諾すれば、諸条件も含め協議を進めればいいと思います。夫が離婚を承諾しないなら、撮影の件が離婚理由になるかどうかが問題となります。法的には、その一事をもって直ちに離婚理由となるものではなく、夫婦関係が修復不能なほどに破たんしたのかどうかということが問題になります。

離婚したいとまで思い至るには、実はほかにも様々な理由があると思います。そういった諸事情をあなたが整理してから、動き始めるといいでしょう」

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200万円かけて揃えた理想の家具も、すべて買い替えたいくらいの嫌悪感。これも夫に弁償してほしい。

賢人のまとめ

決めるべきなのは、離婚か婚姻継続かの選択。これを決めてから、打つべき対策は変わります。別居=離婚ではありません。

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賢人プロフィール

法律の賢人柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/