ライフスタイル 同僚からの「いいお嫁さんになれる」発言はセクハラですか?【法律相談】今回の相談者は、紗花さん(仮名・30歳・飲料メーカー勤務)。

弁護士・柳原桑子先生が堅実女子のお悩みに答える連載。今回の相談者は、紗花さん(仮名・30歳・飲料メーカー勤務)。

ほめ言葉として「女性らしい」と言われる

セクハラについての相談があります。半年前に東京勤務からある地方の支局に転勤になりました。

そこで、毎日モヤモヤすることがあって、法律的にどうなのか教えていただきたいのです。

まずは、同世代の既婚男性の同僚についてなのですが、私が毎日会社にお弁当を作って持っていっていたら、あるとき「へえ~。意外に家庭的なんだね。いいお嫁さんになれるよ」と言ったのです。「女性らしい」という言葉もよく言われます。

本人に悪気はなく、むしろほめ言葉としての発言です。

しかし、私は今のところ結婚する気はないですし、結婚しても相手のためにお弁当を作るかはわかりません。なんというか、バカにされたような気がして不快になったんですよね。これが「僕にも作ってほしいな」とかだったら、セクハラに当たるのだと思うのですが…。

取引先もびっくりすることを言う人が多く、女性に対して“口説くのが礼儀”と考えている感があります。

ある人は、私に対して「今度は女の子か。これはうれしいな」と言いました。一度、引継ぎの会食をしたときは、「結婚しているの?」と聞いてきて、彼氏の有無、結婚の予定などについて聞いてきたのです。

全くないと答えると「それなら男性を紹介するよ!」と言い、「マスクを取るとかわいいね。ホントに彼氏はいないの?」「30歳なの?若いね。見えないね」「肌がピチピチしているね」などと容姿もいじられました。

一応、社会人なので、それらがほめ言葉として言っているのもわかり、それなりにスルースキルはあります。前任者の40代の女性に相談したら「そんなの別にいいじゃない。私はボディタッチをされまくったよ」と言われて、私がおかしいのかな…と思うように。

こういった発言もセクハラに当たるのでしょうか。法的な解釈を教えてください。

弁護士・柳原桑子先生のアンサーは…!?

1 2