弁護士・柳原桑子先生が堅実女子のお悩みに答える本連載。今回の相談者は、本村洋子さん(仮名・30歳・アパレル会社勤務)です。
「私の同棲中の彼は公務員なのですが、どうもボーッとしているというか、空気が読めないというか……。先日、彼と一緒に通勤していたときなのですが、満員電車で痴漢に間違われました。相手の女性もちょっと神経質っぽい人だったことと、私が一緒にいたから事なきを得たようなものの、彼が1人で通勤していたと思うとゾッとします。
彼は人と接近してもあまり気にならない人なので、職場などでも”話すときの距離が近い”と言われ、これについては本人も気を付けています。また、彼の性格を知っていれば、セクハラや痴漢をするような人ではありません。しかしブサメンの部類に入る容姿をしていることもあり、“キモがられたらアウト”なんですよね……。
今後も、またこのように痴漢に間違われたり、冤罪で捕まってしまったら、私には何ができるのでしょうか。世の中の流れ的に、痴漢と間違えられたら、社会人生命が潰されるというイメージがあり、対策を知っておきたいのです。
さらに、なんと私の妹が、電車の中で痴漢に狙われやすいと相談してきました。もし、被害に遭ってしまった場合、どうしたら証拠を証明して、警察に突き出せるのでしょうか」
弁護士・柳原桑子先生のアンサーは……!?