ライフスタイル 同棲解消で住むところがない、彼に引っ越し費用を出させたい!松村結花さん(仮名・36歳・契約社員)

婚約している場合でしたら、法的に保護される交際関係といえますが、婚約に至っていない場合には、彼の浮気行為が原因で別れるのだとしても、損害賠償請求の権利性は認められない可能性が高いです。

あなたが住んでいる家の賃貸名義人も彼なので、そのまま居住を続けるのはあまりおすすめできません。

しかし、お互い協力して、互いを尊重して交際をしてきたのに、いわば彼の裏切り行為によって別れることになった上、住居環境も苦難を強いられるのは、いかにもバランスが悪いので、彼に対して話し合いを申し入れ、金銭的手当を要求するのは良いと思います。

もし話し合いが平行線の場合、調停や仲裁といった間に人を入れた話し合いの制度を利用するのもよいと思います。

仲裁は、法的根拠が乏しくても、紛争の解決に役に立つ制度なので、最寄りの弁護士会に問い合わせてみるといいでしょう。

結花さんは住み続けることを希望しているが、同じ部屋の賃貸物件の契約者を変える場合、新規契約となり、礼金と敷金が必要だと言われたという。

賢人のまとめ

最寄りの弁護士会で仲裁の相談をするのも、ひとつの解決策です。

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賢人プロフィール

法律の賢人柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/