ライフスタイル 【法律相談】髪型や化粧は内定取り消しや解雇理由になるの?肌荒れでも化粧必須の会社を訴えることはできる?

弁護士・柳原桑子先生が堅実女子の悩みに答える連載です。本日の相談者は、石原千賀子さん(仮名・30歳・金融関連会社勤務)

「最近、電車の中で見たヘアケア製品の広告に“自由な髪型で内定式に出席したら、内定取り消しになるのか”という意味の文章が載っていました。そもそも、髪型で内定取り消しや解雇されるというのはあるのでしょうか。

そしてもう一つお伺いしたいのは、業務における化粧についてです。私は今、接客を担当する部署にいます。それまで事務職でしたが、営業職に職掌変更する試験を受けて、合格。念願の外回りもできる営業職です。

しかし、お客様と顔を合わせるので、女性は“化粧必須”という文化があります。

私はメイクがあまり好きではありません。事務職時代はほぼノーメイクで出勤していました。しかし、この部署に来てから毎日メイクをしなくてはならず、苦痛です。肌荒れのときもファンデーションを塗らなくてはならず、唇の皮がむけてしまっても、口紅をつけなくてはなりません。それに、ネイルの色も“ピンクやピンクベージュ系の清潔感がある色”と指定されています。

ネイルについては必須ではありませんが、周りの社員や派遣社員の女性たちがしているので、私もするようになりました。

自分の会社も仕事も好きで、お客様からの信頼も得ており新規のお客様の増えているのですが、化粧だけが苦痛です。化粧をした顔から、メイクを落として素顔になった時のやるせない気持ちも大嫌いです。

そこでもうひとつの質問です。私のように業務上で課せられた化粧の義務で、肌荒れがひどくなった場合、会社を訴えることはできるのでしょうか」

弁護士・柳原桑子先生のアンサーは……!?

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