ライフスタイル 彼が「プレゼントしたいから、後でお金を払う」と言ったから、8万円のバッグを買ってしまいました。それなのに代金を払ってくれません。まゆみさん(33歳・公務員)

 

 この件で裁判までは考えないでしょうが、お金の貸し借りで返してくれなかった場合など、裁判を起こしたとしても、証拠がないと勝てない可能性が高くなります。

 今後の“学び”としては、法律上、口約束は有効であるということです。

 ですから、彼はもちろん、あなたがむやみに人に、金品をあげるなど言わないことです。

口約束であっても、相手は実行されることを期待しますし、実行しないことで思わぬところで足を引っ張られる可能性もゼロではないからです。

 反面、重要な約束については、書面を作成しておきませんと、言った言わないの無用な労力がかかる恐れがあり、さらにはケンカに発展したりした末、結局実現できなかったりということになるかもしれません。

 

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賢人のまとめ

口約束は法律的にも有効。とはいえ、重要な約束は書面で残しておくと安心です。

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賢人プロフィール

法律の賢人柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/