ライフスタイル 秘密保持契約(NDA)には安易にサインしていいの?何をしたら違反なの?立花美知佳さん(仮名・30歳・IT関連会社勤務)

A契約書に基本的な”ひな形”のようなものはありません。ご自身が交わす秘密保持契約書をよく読んでからサインを。

弁護士・柳原桑子先生が、堅実女子の悩みに答える連載です。今回の相談者は立花美知佳さん(仮名・30歳・IT関連会社勤務)です。

「3か月前に、貿易関連会社からIT業界に転職しました。会社の業務はアプリの開発とWEBサイトの開発受託で、私は企画営業をしています。そこで契約が決まる直前に、取引先から『本契約の前にNDA(秘密保持契約)を締結します』と言われて、同行する上司がそうしているように、よく書面を見ないまま、相手の言うがままにサインをしています。

今までに、3回ほどサインをしましたが、これって具体的に何をやってはダメなのでしょうか。先日、ワイドショーを見ていて、10代のアイドルの女性が厳しい雇用条件などが原因となり、で自死に追い込まれたというニュースをやっていました。

番組では、厳しい秘密保持契約についても触れられており、自分自身の秘密保持契約の範囲についても、不安になりました。

業務や仕事の内容について、同僚との会話もNGなのか、家族とも話してはダメなのか……。さらには、その期間についても不安です。業務が終われば話してOKなのか、それとも一生秘密を保持しなくちゃいけないのか。

もし意図せず、契約を破ってしまった時の罰則はどうなってるのかなどと思ったりもしていて、毎日もやもやしています。上司がさらっとサインしているのに、私がいちいち契約書を読んで、問題提議をしてしまうと、転職したばかりなので立場が悪くなりそうな気もします。

そこで柳原先生に伺いたいのは、一般的な秘密保持契約において、具体的に何をしてはダメなのかを教えてくださいますでしょうか。そして、どのような処分をされるのでしょうか。最悪、クビになったりするんでしょうか?」

弁護士、柳原桑子先生のアンサーは……?

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