ライフスタイル 【法律相談】「妊娠は迷惑」女性上司からのマタニティーハラスメント、退職に追い込まれないための対応策は?嶋本花音さん(38才・IT関連会社勤務)

まず、あなたが気を付けることは、上司や周囲の人の雰囲気にのまれてしまい、感情的になったり、自分を責めたりして退職を承諾してしまうことです。これは避けてください。

男女雇用機会均等法という法律があり、妊娠・出産を理由に女性の労働者に対し解雇や退職の強要、降格など、そのほかの不利益な取り扱いをすることは禁止されています。

会社側は、労働者間でのマタニティーハラスメントを認識した場合、解決し、その措置を講じる必要があります。社内に相談窓口があればよいのですが,そういった相談窓口がない場合、社内では解決できない可能性があります。

その場合はあなたが住んでいる都道府県の労働局や、労働基準監督署などに設置されている労働相談窓口に行って、相談してみてください。そのときに、あなたが受けたハラスメントの概要と、今後どうしたいかという希望をまとめていくと話はスムーズです。いつ、どのように言われたかを、メモでもいいので、まとめおくといいでしょう。できれば、録音などもしていった方がベターです。

法的措置をとる必要が出てきた場合には,弁護士にも相談することになります。

今後、あなたが今の会社で働く気持ちがあるのなら、退職を承諾するような言動をしないでください。「出産した後も働き続ける」という意思を明確にし、なるべく冷静になり、外部への相談のためにも,会社の言い分も聞き取ってください。感情的にならず、できるだけ正確に理解するよう努めた上で、労働相談を受けるといいですよ。

子供を産んでから、保育園に入れない問題が待ち受けていると思うと、さらに気持ちが滅入るという。

賢人のまとめ

自分の希望する将来のために、冷静に行動をしてください。感情的になって自分から辞めてしまうことだけは、絶対に避けましょう。

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