ライフスタイル 営業職なのですが、好印象を持たれるために“あいさつ”“笑顔”を心がけています。でも、相手の反応を見ていると、イマイチ好かれていないように感じることが多いのです。誰からも好かれて、「いい人で信頼できる」と思われるには何をすればいいでしょうか。(H.Fさん 32歳 証券会社勤務)

A“元気な声であいさつ”“時間を守る”“丁寧なしぐさ”を“いつも”行ってみてはいかがでしょうか。

初めまして、『日本ホスピタリティー・マナー研究所』代表の松澤萬紀と申します。ホスピタリティー・マナー講師として、多いときは年200回ほど登壇していますが、受講者の方にいつもお伝えしていることがあります。
それは、マナーを学んだり、気遣いのポイントなどを発見したら、それを“いつも”行動することの大切さです。

“元気な声であいさつ”を例にとってみましょう。

これを“いつも”行っていますでしょうか。自分の気分や体調がパッとしないとき、相手の機嫌が明らかに悪いことを察した時などでも “元気なあいさつ”をしていますか? “ありがとう”や“笑顔の習慣”もまた然りです。

これらは、「誰にもできる簡単なこと」ですが、これを“常にやり続ける”のは、なかなか難しいと言う人が大多数だと感じます。だからこそ、いつも行っている人は、相手に好印象を残し、信頼を得ることができ、さらに周囲の人の心をあたためてくれるのです。

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そのほかに、好印象を持たれる習慣でアドバイスさせていただくなら、仕事はもちろん、友人や家族に対しても“時間を守る”こと。1分でも遅刻しそうなときは必ず相手に連絡を入れていますでしょうか。ドアを両手で閉める、くしゃみをしたときに手を添える、相手に何かをわたすときは両手で行うなどの“丁寧なしぐさ”です。まずはこの習慣を“いつも”続けてみてはいかがでしょうか。いつも変わらないあなたの行動に、まわりの人は必ず気づき、あなたのいないところでも「あの人はステキな人だね」と言われるようになるはずですよ。

そして、大切なことを申し上げますと、これらは“相手からの評価ばかり気にする”のではなく、“相手のことを気遣う心”で行ってください。「私はあなたという存在を、大切にしています」というメッセージは、言葉にしなくても必ず相手に届きます。すると不思議なことに人間関係の悩みも少しずつ減っていくでしょう。

マナーは人の心を幸せで満たすためにあります。まずは、最初に申し上げた3つのポイントを続けてください。好印象を持たれるだけでなく、信頼を得たり、円滑な人間関係が築けて、あなた自身の人生も幸せになっていくはずですよ。

賢人のまとめ

マナーは所作ではなく、相手への気遣いです。日常において相手や状況に応じて行動を変えるのではなく、基本的に“いつも”下記の行動を。 まずは、元気な声であいさつ、遅刻をしない(するときは必ず連絡を入れる)、丁寧なしぐさ……この3つの習慣をつけてみてください。“好印象”や“信頼”が、気がつけばついてくるはずです。