ライフスタイル 女だって堕落したい!錦糸町の男の楽園『ニューウイング』は、女性にとっても楽園でした

「おじさんのもの」というイメージは薄れ、働く女性たちのファンがじわじわと増え続けているサウナ。

ドラマやバラエティー番組でも連日のように取り上げられ、サウナイベントの開催、音楽フェスとのコラボや書籍の出版など、今まさに熱狂的な盛り上がりを見せています。

「ととのう」と表現されるディープリラックス状態をはじめ、美容に良い、温活、自律神経が整うなど、本来の魅力が徐々にひろまってきたようです。

銭湯やサウナ施設だけでなく、大自然の中で非日常的に楽しめるサウナなど日本でも様々なサウナが誕生しています。(撮影場所:THE SAUNA)

そんな魅力に憑りつかれ、日々サウナに通う女性サウナーたちが焦がれてやまない「男性専用サウナ」。

こだわりのサウナ室や水風呂、充実した休憩室……それはまさに男のオアシス。ドラマやテレビ番組、雑誌のサウナ特集でもたびたび男性専用サウナについて取り上げられていますが、入れるのは男性だけ。女性である私たちは指をくわえて見ているしかなく、憧れは増すばかり……。

そんななか、男性サウナーから絶大な支持をうけ、ドラマ『サ道』第2話にも登場した名店「スパ&カプセル ニューウイング」で、3回目となる女性解放イベント、その名も「ニューウイングレディース」が開催されました。

こちら、『ニューウイング』の外観。

イベント告知は支配人のTwitterでのツイートのみ、予約も抽選もなく「来たいときに来て」そして「普通のニューウイングを普通にたのしんで」という衝撃のイベントでしたが、入館者数はなんと200人を超えるという大盛況ぶりでした。

2つあるサウナ室は常に行列。食事処や休憩室にも館内着姿の女性サウナーたちが集まり、サウナ後の睡眠をとる人、仕事をする人、飲み会で盛り上がる人など、思い思いに過ごす様子はまさに「普通のニューウイングを普通に楽しんで」という今回のイベントコンセプトにぴったりの光景でした。

「ニューウイング」ってどんなサウナ?人気の秘密

休日は入店待ちが出るほどの人気店「ニューウイング」ですが、いったいどんな施設なのか、そしてその人気の秘密はいったい何なのか。支配人である吉田さんへのインタビューを交えつつ、ご紹介していきます。

錦糸町駅から徒歩5分、6階建ての大きな建物は、ロッカー・フロントのある地下1階と1階、大浴場とサウナのある2階、そして3階はレストラン、4階と5階にはそれぞれ趣向の違った休憩室、おなじく5階と6階はカプセルルームのフロアとなっています。

サウナは、最大14名が入ることができる「ボナサウナ」と、セルフロウリュウ(サウナ客が自分で、サウナストーブに水をかけ、湿度と体感温度を上昇させること)ができる「テルマーレ」の2種類。

ニューウイングのボナサウナでは、ストーブが外に露出せず椅子の中に格納されており、熱や蒸気が効率的に循環しているそうです。そのため、下段でも充分に熱く感じられました。

数分置きに「ポコポコポコ……ジャバ、ガコン!」と独特な音が響くのは、待ちに待ったオートロウリュウの合図。湿度と体感温度がぐっとあがり、一気に汗が噴き出してくるようでした!

イベント当日、女性たちがずらりと並んで座る様はまさに圧巻でした。

今回のイベントは、今までスチームサウナとして稼働していた「テルマーレ」を、木製2段の座面の対流式サウナ「テルマーレ・改」にする、という大規模な改修の工事期間を利用したものでした。改修後初お披露目とあって、行列が途切れることなく大盛況。柱のように積まれたサウナストーンにそっと柄杓(ひしゃく)で水をかけると、ジュウ……と石が鳴き、ストーブの周囲や上段に座っている女性たちがおもむろにウチワやタオルを振りはじめます。数秒後、柔らかくしっとりとした熱が上から降りてくると、誰からともなく「おお……」と声が漏れ、女性たちの顔にはうっとりとした恍惚の表情が浮かんでいました。

セルフロウリュウができるサウナは、都内ではまだまだ希少。サウナ室内の壁は改修前のままのタイル壁にしているため、壁に水をかけて湿度、温度を調整することもできます。

水風呂も、水温18度の水風呂と水温16度のプールの2種類。

サウナでは上のほうに熱がたまりやすいため、どうしても頭のほうが熱くなります。じっくり温まったあと、水風呂で頭のてっぺんまで冷やすのは本当に気持ちいいのですが、温浴施設では「水が汚れるから」等の理由で水風呂に頭を浸ける行為は禁止されていることがほとんどです。でもこのプールではなんと、もぐってもよし、泳いでもよし!

もぐったり蹴伸びをしたりと、皆自由に過ごしていました。

さて、浴室のご紹介をしてきましたが、支配人いわく「良いサウナ、良い風呂にするのは風呂屋として当たり前」。サウナ施設としては、銭湯とサウナ施設の大きなちがいである浴室外の「休憩室」にこそ、注目してほしいといいます。

「サウナ→水風呂→休憩」を繰り返した際におとずれるといわれているディープリラックス状態を「ととのう」と表現しますが、銭湯と違って休憩室を充実させているサウナ施設の場合は、やはり浴室の外の休憩室で「大休憩」をとったときに「ととのって」ほしい。お風呂場で事を済ませず、それ以上の気持ち良さを施設全体をつかって体験してもらいたい。そのために、ニューウイングでは特に休憩室のつくりにこだわりがあるそうです。

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