ライフスタイル 表紙に磯村勇斗が登場!サウナ専門誌『Saunner+』はズバリ「読むサウナ」

今すでにサウナにハマっている方も、興味はあるけど敷居が高い…と思っている方も、楽しく読めるサウナ専門誌『Saunner+(サウナープラス)』が発売! 読んでみたら、熱い、熱すぎる~! サウナに入っていないのに、テンションが上がるしドキドキしてしまう。これはまさに「読むサウナ」と言ってもいいのではないかしらん。

サウナ専門誌 『Saunner+(サウナープラス)』(1320円 税込)

実は筆者、ちょびっと記事を書かせていただいてもいるのですが、全体は完全に初見。うっかり「自分の書いたものが掲載された雑誌」であることすら忘れて、夢中になって読んでしまったポイントをみなさまにお伝えします!

芸能界からサウナー界まで、客も施設もとにかく軸は「人」!

サウナについてのムック本というと、サウナ施設がたくさん紹介してあるデータベースを想像するかもしれませんが、全編通して驚くのは、キーワードは「人」であること!

カバーアーティストとして登場する俳優の磯村勇斗さん

俳優の磯村勇斗さん、同じく俳優の鈴木伸之さん(劇団EXILE)、モテクリエイターのゆうこすさん、サッカー選手の田中亜土夢さん(HJKヘルシンキ)、音楽クリエイターのヒャダインさん、エレクトロニック・ミュージック・プロデューサーの食品まつり a.k.a foodmanさんなどの著名人が、それぞれのサウナへの想いを語ります。サウナ好きだと知っていても、改めて知ることも多く、イケメンと美女は眼福。

さらに『Saunner+』らしさを感じたのが、「いろんな人がサウナ愛を語ってます」だけではないところ!

7年前に発行された初のサウナ専門誌『Saunner』で圧倒的反響を呼んだ企画が、当時「プロサウナー」と呼ばれた男だちの座談会。当時のメンバーであるサウナジャンキーさん、濡れ頭巾ちゃん、越山 剛さん、サウナ王さん、オグ裸さんといった、今やサウナーからますます注目を浴びているメンバーが再集結(1名の方はフィンランドにいて別途単独インタビューで登場)。

熱い男たちが熱く集結!

7年前は「好きな人もいるよね~」くらいだったはずのサウナが、この間の時を経てサウナ好きではない人の目にもつくほど表だって語られるようになり、“サウナブーム”といわれる今の状況を、みなさんはどう考えているのか? サウナ並みに熱い座談会は、読みごたえ満点です。この本のメインタイトル「サウナってもっと日常だ」とはどういうことなのか。読み手である私たちもなるほどと思ったり、考えさせられる点があるはず。

次いで施設の方たちも登場。老舗サウナ、注目のサウナ、そして閉店したサウナ。日本全国にわたる珠玉のサウナ。それぞれ施設紹介でありながら人が語ることで、その根底に流れている施設の方たちの想いを知ることができ、各施設の違いが、温度や装備などのパーツでなく、全体を通した個性として浮かび上がってきます。

サウナ用の機械でなくビニールハウス用の暖房用機械で作ったというオリジナルのサウナ(高知県の高砂湯)。前代未聞すぎてびっくり。

さらに「サウナの聖地」といわれる「しきじ」。10年前に見出してサウナ好きに広め、ある事件から行くのをやめていた、元サウナブロガーのトントン先生が、2年ぶりに訪問して思うことは? “サウナブーム”と呼ばれるものは本当にあるのか? 

2年ぶりにしきじを訪問するトントン先生。

といった感じで、ほかにも「人」を軸に、さまざまなおすすめサウナが紹介されたり、サウナの歴史が語られたりと切り口は盛りだくさん。登場するひと全員がサウナへの愛に溢れながらも、各人の考えや方向性は必ずしも一致していなくて、全体を通して「それぞれでいいのだ」と思える一冊に仕上がっています。

加えて、日本におけるサウナの歴史がインタビューや年表で解説されたり、世界と日本のサウナの違いや、おすすめサウナ番組など、さまざまな切り口からサウナへアプローチした情報も。「体操座りのほうが椅子座りのポーズよりよく温まると言われているが本当か」など“サウナの常識”と言われていることを検証する実験だけに4ページも割いているなど(しかも細かい)、隅々まで楽しめるはず。

ラーメンマップなどのように、片手にどこかへ行くような本ではなく、この1冊を通してサウナをとりまく「今」が、熱~く伝わってくるのは間違いありません。ムック本はしっかりした装丁で一般的な雑誌より少しお高めな1320円ですが、よく本屋で見かける、でっかい写真で文章スカスカの「オシャレだけど内容薄っ」なムック本とは一線を画しているのでご安心を。お値段以上の熱は得られますよ。

なんなら筆者も3周目を読み始めてウキウキと熱に浸っていたら、 どこからともなく編集長からの「早く『 Saunner+ 』のレビュー書いてほしいな」っていう外気がふわ~~っと流れてきたように感じたので、慌てて書いております!!

どうせなら筆者の書いた記事も宣伝させてほしい

余談として『 Saunner+ 』 で筆者の書いた記事についてもご紹介、もといこぼれ話をさせてください! 1本目はヒャダインさんのインタビュー。初めてインタビューさせていただいて少し緊張。拙い質問に対して、ものすごく知性あふれる的確な答えをいただいてクレバーっぷりに感服したものの、スペースの関係で少ししか書けなくて残念……。

そしてスウェーデンのアウトドアガールこと、ヤンニ・オルセンさんから見た、日本のサウナ。スウェーデンのサウナとの違いについてお話いただきました。絵に描いたようなブロンド北欧美女のヤンニさん、偏見に満ちたことを書くと、日本語が話せそうな感じがしないビジュアルです。なんというか、見た目がアジア人とは遺伝子が遠い感じ。

自然を愛する金髪美女、ヤンニさん

でも実際は、冗談も言えるくらい日本語が堪能(すごく努力されたんでしょうね)なのです。

でもこの見た目で日本のサウナに入っていると、他のお客さんにびっくりされたり、「フィンランドから来たのかなあ…」なんてヒソヒソ話しているのが聞こえてきちゃうそうです。でもそこで日本語がわかることが知られると気まずい思いをさせてしまうから、わからないふりをしたまま黙っているんだとか。優しい! でも筆者自身も、サウナではない場で外国の方と居合わせて「きっと日本語わからないだろう」と思って話していたことがある気がして、ヤンニさんの優しさを感じるとともに、身がきゅっと引き締まりました。

そして新大久保の女性専用サウナ「ルビーパレス」の取材もしました! 正直、ルビーパレスは20年以上前から行っているし、なんなら改装前の状態も覚えてるし、食堂の位置3回くらい変わったのも知ってるし、取材するのは初めてだけど、なんなくこなせるはず! オープン前の時間帯での取材が終わったあと、どうせなら入ってから帰ろうかな~などと、余裕をかましていたわけです。

当日はスタッフの方へのインタビューで、「昔はよもぎサウナ室はタイル貼りの椅子でしたよね」なんて“オレ昔から知ってるぜ感”を出しながら(我ながらうざい)話をすすめていたのです。

それでですね。「(ルビーパレスは)韓国サウナとして」って私が言ったんです。すると「あ、うちはよく間違えられるのですが、韓国サウナじゃないんですよね」って。

あ……! 確かに韓国のサウナはハンジュンマク(汗蒸幕)で、ルビーパレスは全然違う……でもなぜか、「イブ(西麻布)とルビーパレスは韓国サウナ」って思い込んでいたんですよ。20年間も。確かにどちらも韓国料理が食べられて、アカスリはできるものの、サウナは別に韓国式じゃない………。ってことに初めて気づいちゃって、は、恥ずかしい~!! さっきまで“オレ昔から知ってる感”をぷんぷん出していたので、さらに恥ずかしさの上乗せ大連荘でパチスロだったら1万枚くらい出てそうです。

「昔から知ってる」優位性なんて別になにひとつもないのに、つい無駄に語りたくなってしまうが、それは実際にやると本当にとてもカッコわるいぞということを、改めて胸に刻むきっかけになりました。当日は、自分にがっかりしすぎて取材終わってすぐ帰りました(笑)。

そんな私の恥ずかしさも行間に(たぶん)にじみでている『Saunner+』、ぜひお手に取ってみてくださいね。

『Saunner+(サウナープラス)』(1320円 税込) 楽天ブックス / amazon.co.jp

サウナ専門サテライトメディア『Saunner
https://dime.jp/genre/special/saunner/

文/nenko

Suitsサウナー部の記事もチェック!

プロフィール

Suitsサウナー部

日々忙しく働く堅実女子を心身ともに整えるために、一番大事なものは「サウナ」だった!Suits WOMAN編集部のサウナー女子たちによる、サウナ愛好会。皆さんのお勧めサウナ情報、お待ちしています!