恋愛&結婚 堅実女子のイタタな恋愛|クールで知的な男を選んだつもりが、インテリDVだったと……!?~その2~

真面目で堅実な恋愛を望んでいるつもりで、いつしか「イタタ」な恋愛にハマってしまう女性たち、まさに、人生は何が起こるかわかりません。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、クールで知的な男性を選んだつもりが、まさかのDV夫だったという悲劇を体験した女性から話を聞きました。~その1~はコチラ

入籍後、後出しジャンケンで条件をつきつける夫

プロポーズをされ、結婚式はその日から約1年後に決まった亜希子さん。

相手の希望もあって、入籍を先に済ませて同居を開始してから、結婚式に望むことになりました。

「彼はちょうど新築マンションを買っていて、ちょうど入居日が近づいていたんです。“ならば入籍を先に済ませて、一緒に暮らし始めよう”ってなったのは自然な流れだったと思います。

引越しの日を決め、その1週間前に入籍を済ませ、晴れて彼が買ったマンションに引っ越しをしました」

一見すると、高学歴、高収入、新築分譲マンション……と、堅実女子の幸福な結婚を絵に描いたような要素が揃っているように見える結婚。

ところが、引っ越しを済ませ数日後から、思い描いていた生活とはまったく異なる事態へと進んでいきます。

「生活費の取り決めなどをしていなかったので、“早めに、きちんと話しておかないと”と思って、分担の話を夫に切り出しました。もともと私のほうが年収も低いし、夫はお金があるから、多少夫の負担が多くても、なんの問題もないだろうと思って、気軽に話を出したんです。

ところが、返ってきた答えには唖然としました」

夫は、生活費についての話を出してきた亜希子さんに対し「なんで俺が出すの?」と返したそう。そしてさらには「“妻”ってだけで、家賃もらわずに、一等地のこのマンションにタダで住めるんだから、感謝しろよな」、「結婚したからって生活の面倒を見てもらえると思ったら、大間違い」「働かせてやるだけ、ありがたいと思え」と、とんでもない暴言の数々が飛び出してきたのです。

「しかも夫は、結婚後には常に、私を小馬鹿にする発言をし、人としての最低限の尊重すらしてくれなくなりました。経済的には、家のローンと自分名義で契約した光熱費は夫が払っていましたが、生活費としては1円も出してくれず、食費や日用品は私が負担。夫のクリーニング代や夫婦での外食代、帰省代も払わないので、むしろ私は独身時代よりもカツカツに。

“お金がきつい”と何度か夫に言いましたが、“お前は、浪費家なんだな”、“これだから、仕事のできない女は困るよ”などとモラハラをされるだけで、改善にはいたらず。

しかも、それでも私が抗議をすると、その場にあるスープなどを私の頭からかけて“あぁ。手が滑った。申し訳ないね!”とニヤニヤしたり、私の服にハサミを入れて笑いながら“うわー。間違えて切っちゃったよぉ”と言ったりと、数々の気味の悪い嫌がらせをされました。

結局、1年半経ったときに私が身体を壊し、無理やり家を出る形で別居。

その後、弁護士を入れて話し合い、離婚に至りました」

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