新婚当初はお互いラブラブだった夫婦も、5年もたてば違った関係性に変化するケースは多いもの。もちろん変わらずラブラブをキープできている夫婦もいるとは思いますが、年月とともに夫婦を取り巻く環境はもちろん、加齢による容姿の変化も避けられません。そんな中で、結婚5年以上が経過した夫婦は、お互いのことをどう感じているのでしょうか?
最初は妻の容姿が好きな夫も、時間がたてば好きな部分が変化する?
株式会社ブレーンコスモスでは、婚姻年数5年以上の男女を対象に「結婚後の夫婦の変化に関するアンケート」を実施しています。まず結婚当初の夫と妻がそれぞれ、パートナーの好きだった部分を調査。すると妻による夫の好きだったところは「会話がおもしろい」が最多となり、夫による妻の好きだったところは「趣味が合う」となりました。それ以下の回答は以下の通りです。
- 結婚当初、妻による夫の好きだったところ
会話がおもしろい……28.9%
趣味が合う……25.1%
顔……13.3%
スタイル……6.0%
料理がうまい……2.5%
- 結婚当初、夫による妻の好きだったところ
趣味が合う……23.1%
顔……22.4%
会話がおもしろい……21.4%
料理がうまい……12.1%
スタイル……9.3%
興味深いのは夫による意見で「顔」と答えた人が、上位に迫るほど多い点。一方顔と答えた妻はわずか13.3%しかおらず、夫のほうが容姿重視で結婚する傾向にあることが分かります。
そんな結婚当初の関係性は、5年以上経過するとどう変化するのでしょうか?その結果となる、現在の夫と妻がそれぞれ、パートナーの好きだった部分を調査した回答は以下となっています。

料理がうまいが7.4%から20.5%に大幅アップしているのは、妻の料理の腕が上がったこと以外に「夫が妻の味に慣れた」という点もありそうです。
こちらで注目したいのは、現在の夫による妻の好きなところ。結婚当初は「趣味が合う」と「顔」がほぼ同数で上位でしたが、5年以上経過すると上位が「会話がおもしろい」「料理がうまい」に変化し、「顔」はかなり順位を下げているのです。結婚生活が長くなると会話の波長がよりマッチし、さらに妻の料理の腕も上がってくるのでしょうか?
妻による夫の好きなところは「趣味が合う」が上位になる一方で、こちらも「顔」は半減。そして「料理がうまい」が2.5%から7.4%に大幅増となっており、結婚してから料理に腕を磨く“料理男子”も増えていることが分かります。