恋愛&結婚 寂しい、でも人を好きになるのは怖い……恋愛下手なアラフォー女性が交際ゼロ日婚を決心〜その2〜

須野原ちひろさん(35歳・仮名)は独立5年目のネイリスト。コロナ禍前に行われた飲み会で出会った男性と体だけの関係が続いていました。相手のことが少し“いいな”と思い始めた頃、彼にも体の関係を結ぶ女性がいることを知ってしまいます。〜その1〜はコチラ

体だけの関係だったはずなのに、なんだか気になる彼

「なんか無性に彼のことが気になって。別に付き合ってもいないし、私も他に体だけの関係の男性もいるしで、口を出せる立場でもないのに……。よく考えたらおあいこなんですけど、この時はやたらとイライラしました。

緊急事態宣言中も私のお店は営業していたので、仕事はゼロじゃなかったんです。でも、通常に比べると暇。だから余計なことを考える時間もたくさんありました。

彼から連絡があれば会っていました。緊急事態宣言中だから、まずいという気持ちも勿論ありましたが、彼に会うことが嬉しくなっていて。その分モヤつくことも増えましたが、一緒にいられる喜びがどんどん大きくなっていったんです。心の距離が近づいてる、というのは明らかでした。

気付けば5月の終わりになっていたのですが、結局週1~2回、多い時は3回も会っていました」

ちひろさんには他にも体だけの関係の男性がいましたが、その方たちとも会っていたのでしょうか?

「それが実は……全然、でした。最初は『まぁ時間できたら自粛中も会おうよ』みたいなスタンスだったんですが、彼との時間が楽しくなってきちゃったので、段々他の男性たちと会うのが億劫になっていき、2か月まるまる会いませんでした。だからこそ彼への想いの比重も大きくなっていったんだと思います」

これだけ一緒の時間を過ごしていながら、2人の間に“付き合おう”といった話題は一切出てこなかったそう。恋愛系の話題はわざと避けていたと言います。

「まぁこれは後ほど発覚した話なのですが、私も彼も他に体だけの相手がいたじゃないですか?だから『楽しいけれど、どうせ他にいるからな』とお互い同じことを考えていて、踏み切れなかったんです。だからお互い、恋愛系の話題をあからさまに避けていたんです。そりゃあもう、不自然なくらいに。

ただ夏に差し掛かる頃にはカップル同然で、小旅行や外でのデートも頻繁にしていましたから、ホテルだけの付き合いではなくなっていました。でも、告白はしていない。そんな不思議な状態がコロナ禍でも続いていたんです……」

後から聞いた話によると彼も、緊急事態宣言中に他の女性との関係は断っていたそう。ちひろさんと同様、『この人と過ごすのが楽しい』と感じていたようです。

「私たちってすごく恋愛下手なんです。私もダメ男ばかり引っかかっていたけど、相手の過去を聞いたら見事に悪い女にしか引っかかっていなかった(苦笑)。だから寂しいけれど、異性とちゃんと付き合うのは怖い……といった感じで、お互いズルズルとした状態だったんです。私も好きだなぁって気持ちはあったけれど、どこかで自分にストッパーをかけていました。

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